2016.06.11 Sat 更新

生後10ヶ月の赤ちゃんの生活リズムについて。体重身長・授乳回数や離乳食などについてもまとめました

自分の赤ちゃんがちゃんと成長しているかどうか、どうしても不安になりますし、ついつい周りの子と比べちゃいますよね。生まれた時の大きさや、授乳量など、成長率には個人差がありますのであまり心配しすぎないでくださいね。とはいえ、平均的な大きさがどれくらいか気になっちゃいますよね。今回は10か月の赤ちゃんのデータをまとめてみました。

離乳食後期にあたる生後10ヶ月頃では、歯茎で潰れるくらいの硬さのものに慣れることが目標です。一日3回離乳食を食べる赤ちゃんが多いですが、スタートが遅い場合はまだ一日2回の子もいます。
食事の回数が3回になると食べムラが出てくることもあります。1回の食事の量が極端に少なかったり多すぎたりすることです。赤ちゃんの好き嫌いの他、味や食材に飽きている場合もあるので、味付けや形状を工夫してみましょう。

生後10ヶ月頃は一日の栄養の70%以上を3度の離乳食で摂るようになります。授乳回数は一日2~3回になっていきます。授乳間隔が広がり回数が少なくなるものの、授乳はまだ続きます。赤ちゃんが飲みたがるならまだ母乳やミルクの量を減らす必要はありません。

生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳・離乳食

男の子の場合、身長68.4~77.4cm、体重7.3~10.6kg
女の子の場合、身長66.5~75.6cm、体重6.9~10.1kgが平均です。
ふっくらとした赤ちゃん体型からしっかりとした幼児体型に変化していきます。

生後10ヶ月の赤ちゃんの平均身長・体重

生後10ヶ月の平均睡眠時間は一日13時間です。昼寝は一日一回が多くなり、夜にまとめて寝てくれるようになります。この頃になると昼夜逆転している赤ちゃんはほとんどいません。夜泣きはピークになりますが、赤ちゃんが落ち着いて眠れるように、寝かしつけの時にたくさん話しかけたり、子守唄を歌ったりして安心させてあげましょう。
もしもこの段階で昼夜逆転や短時間睡眠が続いているようなら、生活サイクルが乱れている可能性があります。生活をきまった時間に行うことで早起きの習慣をつけ、生活にメリハリをつけるようにしてください。十分に身体を使った遊びでスキンシップをとることも大切です。
赤ちゃんが寝る前に部屋の電気を暗くしておく、テレビなどの音や光を出すものを消すなど、環境の改善も意識していきましょう。

生後10ヶ月の赤ちゃんの生活リズム

生後10ヶ月では、歯が生えてくる赤ちゃんがほとんどです。生えてきた歯は乳歯なので、いずれ抜けてしまいますが、顎の発達や言葉の発音など、子どもの成長にはかかせない役割を持っています。むし歯にならないように今のうちからしっかりとママがケアしてあげましょう。まだうがいやブクブクができないので、歯を磨いてあげたあとはガーゼで汚れを拭き取り、お茶や水を飲ませてあげてください。

生後10ヶ月の赤ちゃんの歯

「自分で食べたい!」という行動をする赤ちゃんには、手づかみでも食べやすいように野菜やパンを一口サイズにカットしたりスティック状にしたりしてみましょう。ママが食べさせるよりも、こぼしたり散らかしたりすることが多くなりますが、怒らずに見守ってあげることが大切です。
他に興味があるものができると食事中でも食べ物を放ってしまうことがありますが、そのような時は、ある程度食べたことを確認し、一定時間が過ぎたら片付けてメリハリをつけるようにしてください。

この頃になると、赤ちゃんの言葉はハッキリしてきます。「まんま」「まぁ~まぁ~」など赤ちゃんが喋ったら、「ママだよ」などと返事をしてあげてください。赤ちゃんはママやパパの口の動きを観察し真似をしようとして話せる言葉が広がっていきます。
離乳食を食べさせるときも「まんま食べようね」など積極的に話しかけてみましょう。
逆に覚えさせたくない言動はしないようにきをつけたほうがよさそうです。大人同士の会話も赤ちゃんはしっかり聞いているのです。

生後10ヶ月で話す言葉

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