2016.06.20 Mon 更新

妊活だけじゃなく、産後の抜け毛対策にも葉酸はおすすめ!?

葉酸は、血を作るとされるビタミンB群の水溶性ビタミンです。妊娠中は、胎児の正常な細胞を作るために、この葉酸が欠かせないと言われており、母体が貧血になるのを防ぐ効果があります。そんな葉酸ですが、産後の抜け毛にも効果があるんです。産後はなぜ抜け毛が起きるのでしょう、葉酸はどう作用するのでしょう。ご紹介していきます。

抜け毛に葉酸が効くの?

産後の抜け毛の主な原因は、「女性ホルモンの減少」です。
妊娠中は胎盤の形成や流産の防止など、妊娠を維持するために女性ホルモンである「プロゲステロン」の分泌量が多くなります。このプロゲステロンには、髪の寿命を延ばす効果があり、妊娠中は髪にボリュームが出やすくなります。しかし、出産を終えると、このプロゲステロンの分泌が一気に減少するために、髪が細く弱くなり、抜け毛が増えるようになります。
授乳育児を行う方は特に、赤ちゃんに栄養を与えることによる毛髪の栄養不足により、余計抜け毛が増えやすくなります。
このように、抜け毛はプロゲステロンの増減によって引き起こされるものなので、出産を経験したほとんどの方が抜け毛を経験します。

産後に髪が抜けるのはなぜ?

葉酸は、乳酸菌の増殖因子としてほうれん草の葉から発見された栄養素です。ビタミンB群の水溶性ビタミンで、細胞の分化に不可欠な栄養素で、血を作るビタミンと言われており、他のビタミンB群、特にビタミンB12と一緒にはたらきます。妊娠中は、胎児の正常な細胞を作るために、この葉酸が欠かせないと言われており、母体が貧血になるのを防ぐ効果があります。妊娠前や妊娠初期に十分に摂取することで、神経管の先天異常の発症リスクを低下させる効果があることが近年判明しており、積極的な葉酸の摂取が呼びかけられるようになってきました。

そもそも、葉酸とは

葉酸の一日の摂取量は、15歳以上の成人男女で200ug、妊娠中のお母さんは、倍の400ug
とされています。授乳をしているお母さんには、280ug摂るように言われています。
この葉酸400ugというのは、食品から摂取するのであれば、

葉酸はどれくらい摂取すればいいの?

さらに、葉酸には不安、恐怖、緊張といったストレスを感じさせる「ノルアドレナリン」という神経伝達物質の分泌を抑える働きがあるため、ストレスを緩和させてくれます。
ストレスを緩和させることで、ノルアドレナリンによる血流の低下から起こる毛髪の栄養の滞りも改善してくれるので、ストレスが原因で起こる抜け毛をしっかり予防してくれます。

また、葉酸には良質な睡眠を促すとされるメラトニンを生成する、「セラトニン」を作り出す効果があるため安眠効果が期待できます。
質のいい睡眠がとれると、成長ホルモンの分泌量が増加します。成長ホルモンの分泌量が増加することで、髪の成長や、弱った髪の修復に繋がり、抜け毛の改善へとつながります。
産後は、プロゲステロンの減少だけでなく、育児疲れや赤ちゃんの夜泣きなどで質のいい睡眠をとりにくくなり、成長ホルモンの分泌量も減少します。葉酸を摂取することで、少ない睡眠時間でも良質な睡眠となり、寝るだけで抜け毛対策へとつながります

葉酸には、血液の流れを良くする、細胞の分裂・増殖を促進させる・髪の材料になるタンパク質を作り出すといった効果が期待できるので、抜け毛の改善や育毛に効果があるとされています。

まとめ

と、一日でこんなに食べなければならないので、大変です。しかも、水溶性ビタミンなので調理をすることで半分以上が流失してしまうのです。
葉酸を手軽に摂取するには、サプリメントが一番おすすめです。

ほうれんそう:1.6束分
ブロッコリー:8房分
いちご:中サイズ30個分
マンゴー:3個分
納豆;7パック分

このように、葉酸は抜け毛に効果のある栄養素です。食べ物のみから摂取するのは難しいので、サプリメントを飲むなどして毎日続けられるようにしましょう。自分の時間を少しでもとるようにして、ストレスを溜め込まないようにすることも大切です。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ