2016.07.02 Sat 更新

新生児・赤ちゃんのミルクってどのくらいが適量?何回あげれば良いの?

赤ちゃんを成長させる栄養の源になるミルク。毎日与えるミルクの量や間隔はどれくらいが適正なのでしょうか? ミルク育児の場合、母乳と違い飲んだ量がはっきり目に見えるので「パッケージに書いてある量を赤ちゃんが飲まない…」逆に「もっと欲しがって泣く。どうすればいいの?」と不安になってしまうこともありますね。今回は月齢別のミルクの量、回数について調べてみました。

このときミルクを飲む量が減ったように感じるママもいますが、自然なことなのであまり心配しないようにしましょう。
順調に体重が増えているなら大丈夫ですよ。
生後5ヶ月からは離乳食初期にあたるので、離乳食の進み具合にあわせてミルクも調節してくことになります。

成長に合わせて赤ちゃんの飲む力が強くなり、飲める量も増えていきます。
生後1ヶ月頃までの赤ちゃんは疲れるまで飲みます。
生後2ヶ月を過ぎると吸う力もついてきて、赤ちゃん自身で量を調節できるようになってきます。

●退院~生後2週間  80mlを3時間おきに7回
●生後2週間~生後1ヶ月  80ml~120mlを3時間おきに7回
●生後1ヶ月~生後2ヶ月  120ml~160mlを3時間おきに6回
●生後2ヶ月~生後3ヶ月  140~160mlを3時間おきに6回
●生後3ヶ月~生後4ヶ月  180~220mlを4時間おきに5回
●生後4ヶ月~生後5ヶ月  200~220mlを4時間おきに5回

目安は以下のようになっています。パッケージの記載も含め、これらはあくまでも目安です。
大人でも食事量に個人差があるように、赤ちゃんも一律ではないのです。参考程度に見ておきましょう。

月齢別のミルク量・回数の目安

ミルクがメインで母乳を足すケース

母乳を先にあげて、その後ミルクを20mlずつ足していきます。
赤ちゃんがミルクを吐く場合は、母乳で十分足りている可能性が高いのでミルクの量を減らしていきましょう。

母乳がメインでミルクを足すケース

ミルクと母乳の両方を使う混合育児の場合は、どちらをメインに与えるかによってミルクの量は変わります。

混合育児の場合

飲まない理由は様々考えられます。
ミルクの温度や濃さ、哺乳瓶の口などが赤ちゃんに合っていないのかもしれません。
また、ただ単にお腹がいっぱいで飲めないという赤ちゃんもいます。
その場合は1回のミルクの量を減らしてみるのも一つの方法です。

赤ちゃんがミルクを飲まない

ミルクを標準量飲ませ、その後、母乳を飲ませます。
母乳を吸わせる行為はスキンシップの面もあるので、赤ちゃんもスキンシップをとりたくておっぱいを吸っている場合もあります。

ミルクの量が標準より少なくても、赤ちゃんの機嫌が良く、体重が少しずつでも増加しているようなら問題はありません。
不安を感じる場合は、体重をチェックして記録をつけておきましょう。
逆に体重が増えていない場合は、何らかの病気やトラブルの可能性があります。その場合は医療機関を受診してください。

まとめ

体重が多い赤ちゃんは良く飲む傾向があります。
母乳育児の場合は欲しがるだけ飲ませる、ミルク育児は適正量だけという意見もありますが、最近のミルクは母乳に近い成分になっているので欲しがるだけ与えてもかまわないそうです。
飲み過ぎて肥満になるということはありません。

赤ちゃんがミルクを飲み過ぎる・たくさん欲しがる

赤ちゃんの成長速度や食事量には個人差が大きいものです。
ミルクの量に関してはお医者さんでも意見がわかれることがあります。
大事なのは体重が少しでも増えているかという点と、赤ちゃんが機嫌良く過ごせていることです。
ママの目でしっかり観察してその子に合った量を調整しながら飲ませてくださいね。

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