2016.07.08 Fri 更新

回旋異常って何?原因や対処法って?

出産時には色々な不安がつきものです。 分娩時にトラブルが起こることも多く、その中でも赤ちゃんが分娩時にうまく回転できない状態を「回旋異常」といいます。 回旋以上とはそもそも何なのか?原因や対処法は?赤ちゃんには影響がないの?など、気になることをまとめてご紹介致します。

正常な回旋とは?

この赤ちゃんが降りてくるときの回旋がうまくいかず、通常とは違う状態で降りてくるのを「回旋異常」と言います。
回旋異常が起こると、うまく産道を通ることができずに、出産が難しくなってしまいます。

出産はお母さんだけでなく、赤ちゃんの協力も必要です。
お母さんは陣痛の痛みに耐えながら、いきんで赤ちゃんが出てくるのを助けます。
赤ちゃんは産道を上手に向きを変えながら骨盤内に降りてきます。
それを「回旋」と呼びます。

そもそも回旋異常ってなに?

出産時には赤ちゃんは4種類の回旋を行いながら産道を降りてきます。
第1回旋、だい2回旋のときに以上が発生して出産が進むのを妨げてしまうのが回旋異常です。

第2回

背中を丸めてあごを引き、腕も足も小さく胸に付けるようにして後頭部から降りてきます。
この状態は頭が細くなり、産道が通りやすい体勢です。
回旋異常の場合は、あごを上げた状態になり、うまく回転できなくなります。

第1回旋

第1回旋の状態から頭を横に向け、徐々に回転しながら下に下にと降りてきます。
正常な回旋が行われていると、出産時には顔がお母さんの背中の方を向いた状態になりますが、回旋異常が起こると、横やおなかの方を向いた状態になり、うまく産道を通ることができなくなります。

第3回旋

骨盤の出口まで来た赤ちゃんは、お母さんの恥骨のした部分で後頭部を固定して、あごを突き出すようにして額から出てきます。

第4回旋

頭部が骨盤を抜けると、もとの横向きの状態に戻り、その後身体も骨盤を抜けてきます。

回旋異常はなんで起こるの?

回旋異常の原因は、お母さんにも赤ちゃんにも考えられます。
赤ちゃんがおなかの中で大きく成長して、お母さんの骨盤の広さより頭が大きくなった時にも回旋異常がおこることから、妊娠中の体重管理が重要だと言われています。

お母さん側の原因

子宮の異常(子宮筋腫、子宮の奇形)
胎盤の異常(前置胎盤、低置胎盤)
骨盤の異常(狭骨

赤ちゃん側の原因

胎児の発達(早産、子宮内胎児発達遅滞)
多胎妊娠
羊水の量(羊水過少、羊水過多)
胎児の奇形(水頭症、無脳児)
胎児の頭が大きい

回旋異常はどう対処する?

事前の検診や検査でわあkる場合もありますが、回旋異常の多くは分娩中に発覚します。
陣痛が起こって子宮口が開くまでにうまく進まず検査をしてみると、回旋異常が起こっていることが多いようです。

ただ、回旋異常があるからといって必ずしも経膣分娩から帝王切開に切り替えるわけではなく、骨盤がきちんと広がっていて陣痛も十分にある場合にはそのまま自然分娩や吸引分娩、鉗子分娩などでお産をすすめることもあります。

出産時に急なことに慌てないよう、事前にお医者さんに確認をとっておくことも大切です。

回旋異常って後遺症はないの

基本的には回旋以上が原因での後遺症はないと言われています。
出産中に回旋異常が起こった場合も、お医者さんが適切な判断を行い、吸引分娩や鉗子分娩、帝王切開への切り替えなど、安全に出産をすることができます。

回旋異常の多くは出産中に発覚するということをきちんと理解し、何か異常があった時には分娩方法は医師の判断で変わることがあるということを覚えておきましょう。

回旋異常の予防法

産道に余分な脂肪がついて赤ちゃんの正常な回旋を邪魔しないためにも、妊娠中の体重管理は徹底し、体重が増加し過ぎないように気をつけましょう。

また、定期的に四つん這いのポーズをとるようにすると重力の作用によって赤ちゃんがお母さんのおなか側に背中をむけやすくなるといわれおり、出産中に回旋異常がわかった時にもこのポーズをとるように指示されることもあるそうです。

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