2016.07.15 Fri 更新

新生児・赤ちゃんの目やにが黄緑や白色!?その原因について

赤ちゃんの「目やに」にはいくつかの種類があります。 目やには赤ちゃんが何かの病気に感染しているのかを判断する事ができる症状でもあります。 赤ちゃんの目やにで何色が正常なのか、病気の症状なのかを知っておく事に損はありませんよ。 今回は「知っておきたい赤ちゃんの目やに」についてご紹介します!

赤ちゃんの身体は、上記にある不必要なものを「ゴミ」として処理します。
目に入った花粉やホコリ等の「ゴミ」を排除しようと目やにが出てくるのです。
ホコリっぽい部屋や掃除が行き届いていない部屋にいると、目やにがどんどん増えていきます。

外に出かけると、季節によってはさまざまな花粉が飛び交っていますね。
他にも、自動車などからホコリや排ガスが排出されています。
花粉にホコリ、排ガスは人の身体的に「不必要なもの」です。

花粉やホコリ、排ガス

「目やに」は何故できるのか知っていますか?
意外と知らない方が多いのですが、「目やに」は、目の中に入った不必要な異物を外に出すために発生します。
一般的な目やにが発生する原因には、以下のものがあります。

そもそも「目やに」って何でできるの?

赤ちゃんの身体は、ちょっとした感染で身体が敏感に反応します。
外にはウィルスや細菌がたくさんいます。
外から帰ってきた手には、たくさんの細菌や花粉がくっついています。
そのようなたくさんの細菌や花粉がくっついた手で、赤ちゃんの顔を撫でていると、すぐに感染して目やにが増えます。
赤ちゃんを触るときは、必ず清潔な手をで触りましょう。

赤ちゃんが風邪を引いていませんか?同じ家の中に風邪を引いた家族はいませんか?
風邪によるウィルスや細菌が空気中を漂っていたり、赤ちゃんの体内にいるウィルスや細菌を排除しようと目やにが出てきます。

風邪

しっかり掃除をしているつもりでも、掃除出来ていない事があります。
立った状態ではちゃんと掃除できているように見えても、意外と床にはほこりや汚れが残っています。
赤ちゃんの目線になって床にごろんと寝てみたり、ハイハイしてみると、ほこりや汚れを発見することができますよ。
部屋を清潔に保つためにも、こまめなお掃除してくださいね。

部屋の掃除が不十分

特徴は以下の通りです。

目やにには特徴があります。
この特徴を知る事で、正常なのか、何かの病気に感染しているのかを判断することができます。

目やにの種類

白い目やに

何かのウィルスや細菌に感染しているかもしれません。
結膜炎を引き起こしている可能性もあります。
一度、小児科や眼科で診てもらいましょう。

黄色い目やに

通常の問題のない目やにです。
一般的に目頭を中心に出てきまう。乾燥したら粉っぽくなります。

赤ちゃんの目やにを取ろうとしたら、スーッと糸を引くように粘りがでることがあります。
この場合、赤ちゃんがウィルスや細菌に感染している可能性があります。
目頭の目やにを取るときに糸を引く傾向が強いです。
取り除く時は、粘りがあるのかどうかを意識してくださいね。

粘り気のある目やに

片方だけ目やに

片目だけに異物が混入している可能性があります。
充血はしていないか、片目だけこすってしまう癖はないかをチェックしてください。

目の充血はありませんか?
赤ちゃんが目やにをたくさん出るようになったら、目の充血具合も同時にチェックしてください。
目が充血しているときは、結膜炎を引き起こしている恐れがあります。

目の充血は?

通常の目やになら拭き取っているうちに治まります。
ですが、ドロッと粘りがあったり、黄色や緑色に近い状態になっていませんか?
なっているのなら、ウィルスや細菌に感染しているのかもしれません!
早めに眼科や小児科を受診し、目薬で治すようにしてください。

目やにの取り方

白目に近い状態でも目の下を軽く引っ張ってみてください。
真っ赤なになっているなら、充血しているサインです。
病院できちんと診察を受けてくださいね。

赤ちゃんの目やには、こまめに拭き取ってあげましょう。
目やにを放置しておくと、乾燥して取れにくくなってしまいます。
かゆくなって目をごしごしこすってしまい、悪化させてしまうこともあります。

目やにを取るときは、綿棒や柔らかいガーゼで拭き取ってあげましょう。
乾燥して取りづらい場合は、肌や粘膜を傷めにくくするために、綿棒を水で湿らせて少しずつふやかしながら取り除きましょう。
目頭に近い目やには目頭の方向に、目尻に近い目やには目じりの方向に添って拭き取ると、処理する時間が短くなりますよ。

いかがでしたか?
赤ちゃんの目やにを普段から観察しておくと、すぐに何らかのトラブルに気付くことができますよ。

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