2016.07.15 Fri 更新

赤ちゃんのゲップの出し方のコツや役割について。慣れてないママでもコレで安心。

ゲップと聞くとあまり良いイメージを持っていない方も多いのではないでしょうか。 ですが赤ちゃんにとってはゲップは必要不可欠なんです。

ゲップをしないとどうなる?

このゲップが必要な時期としては、生後5ヶ月〜6ヶ月の間です。これは個人差ありますが、少なくとも首が座るまではお父さんやお母さんが手伝ってあげなければいけません。
合計平均で、300回〜500回程度の回数をお母さん、お父さんが補助してあげることになります。

ミルクを飲んでからずっとゲップをしないでいると、胃は飲み込んだものを貯めきれず逆流が発生してしまい、口から吐き戻してしまいます。
ですので、正常にミルクを消化させてあげるにはゲップが欠かせないという訳です。

そもそもゲップとは胃の中に空気やガスが溜まりそれらが口から自然に排出される現象です。
そのゲップがなぜ必要なのか、それは幾つか理由があって、ミルクをしっかり胃の中に入れて消化吸収させるため、飲んだミルクを吐き戻さないようにするため、気管が詰まり、息苦しくならないようにするため、空気がお腹を圧迫しないようにするため等が挙げられます。

ゲップが必要な理由

ゲップの出し方

3ヶ月〜4ヶ月頃の赤ちゃんは、母乳やミルクを飲みながら同時に呼吸することができ、ミルクをゴクゴクとたくさん飲みやすいメリットがあります。
ですが同時に胃の中に空気も一緒に入りやすいというデメリットもあります。
その結果、胃に多くの空気を送り込んでしまい、ゲップに繋がるという訳です。
ですが首が座ってくると口や喉が大人と同じ構造に近づいてきますので、空気も飲み込みすぎないようになってきます。

首の座りとゲップの関係

ゲップの回数が少ないと、ミルクを胃の中に入れられず、消化吸収にも繋がりにくくなってしまいます。
なせかというと、胃の中に空気が充満したままだからです。
これは赤ちゃん自身も気持が悪いことです。赤ちゃんは消化吸収を一人で行なうのは非常に難しく、大変なことなのです。

必要以上に焦らない

または軽く背中を叩いてみてください。
その時に注意してほしいのが、力加減には細心の注意を払ってください。
予想以上に強くなってしまったりすると、衝撃で胃の中のミルクを吐き出してしまったり、緊張して余計にゲップが出なくなったりします。

ゲップを出す際に一緒にミルクを吐き出す場合もありますので、お母さんの肩にガーゼやタオルを敷いておくと良いと思います。
ゲップが出やすい最適な角度は赤ちゃんによって異なりますので、赤ちゃんに合った角度を見つけてください。それが分かると、かなり楽になると思います。
ですがスムーズに出ない時ももちろんあると思いますので、そういった時は背中からうなじまでをゆっくり、空気を上へ押し上げるようなイメージでさすってあげましょう。

上手なゲップの出し方は、赤ちゃんの抱き方にあります。
胃の中の空気は上に上に上がってきますので、首の角度を正しくして、空気の通り道を確保してあげると、スムーズにゲップを促すことができます。
例えば、赤ちゃんの胸あたりがお母さんの肩にもたれるように、向かい合って、ソファや椅子に浅めに腰掛け、縦抱きにしてバランスを保つようにして座ってみてください。

いかがだったでしょうか。必ずしも毎回ゲップが出る訳ではありませんし、おならとなって出る場合もありますので、無理に頑張って出させようとせず次のミルクをあげた機会に出る、出そうかなくらいの心持ちで赤ちゃんをしっかりと観察し、対応してくださいね。

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