2016.07.16 Sat 更新

新生児・赤ちゃんの便秘。月齢別の解消法について

赤ちゃんのうんちは、体調や病気の症状、腸の発達などを知ることができます。 そんな大切な「うんち」。 便秘だと知ることができなくて心配ですよね。 今回は「新生児・赤ちゃんの便秘の月齢別の解消法」についてご紹介します!

食欲不振

便秘の時は体調が悪いため、赤ちゃんの期限は悪くなりがちです。
赤ちゃんのしぐさや機嫌に注意して見てみましょう。

機嫌が悪い

赤ちゃんのお通じは個人差が大きく、赤ちゃんが便秘かどうかを判断するには、ポイントが3つあります。
一般的に、赤ちゃんは生後2ヶ月頃から便秘が始まり、生後3ヶ月、生後4ヶ月頃が一番便秘になりやすいです。

赤ちゃんの便秘

赤ちゃんの便秘の原因は、主に3つあるとされています。
以下で説明しますね。

赤ちゃんの便秘の原因

長くお腹に溜まっていると、水分が吸収され固くなってしまいます。
うんちが固いと、排泄の際に、肛門周辺を傷つけてしまうことがあります。
うんちをするたびに赤ちゃんが大泣きしていたり、出血をしたりする場合はすぐに病院に連れて行ってあげてくださいね。

うんちが固い

うんちが溜まっていると不快感が生まれ、食欲がなくなります。

離乳食がどんどん遅れがちになってしまうと、便秘になりやすくなります。
何故なら、繊維質やタンパク質など、必要な栄養を月齢に合わせてしっかり食べないといけないからです。
離乳食が遅れ気味で便秘を起こした場合は、下痢や発疹に注意しつつ少し離乳食を進め、量も増やしてみてくださいね。

離乳食の進み具合・バランス

赤ちゃんは産まれた日からどんどん成長を続けます。
成長に合わせてミルクや母乳を飲む量もどんどん増えていきます。
便秘は水分不足でなるので、便秘が続くようなら母乳・ミルク不足を疑いましょう!

母乳・ミルク不足

運動不足

生活の乱れ

赤ちゃんは成長するにつれて動きが活発になります。
動けるようになってくると、運動が必要となるので、しっかり遊ばせてくださいね。

生活の乱れも便秘の原因です。
生活リズムが崩れて不規則な生活を送ることになると、自律神経が働かなくなります。
自律神経が乱れると、腸の活動に影響を与え、便秘になりやすいです。

お尻に傷ができていたり、おむつかぶれなどでただれていると、便秘になることがあります。
赤ちゃんは大変デリケートなので、いきんだときに傷が痛むことでいきめなくなるのです。

お尻の傷やただれ

ストレス

大人もストレスが溜まったり、緊張するとお腹の調子が悪くなることがありますよね。
赤ちゃんも一緒です。
暑さや寒さ、洋服のチクチクに喧嘩等のイライラ、環境の変化が刺激となり、ストレスに変わります。

便秘になってしまったらまずどうしたらいいか、対処法をお教えします。
まずはお家で出来る簡単なことから試してくださいね。

便秘の解消法

ネットなどでもよく見かける方法ですね。
時計周りにゆっくりと、お腹を優しくマッサージしてあげる方法です。
おへそを中心に『の』の字を描くようにお腹を優しくマッサージをします。
指よりも手のひらを使って、力が1ヶ所に入りすぎないように注意してくださいね。
お腹に大きな円をゆっくり描くようにしてください。
この時にオイルやクリームを使うと滑りやすくなりますよ。

お腹のマッサージ

足のストレッチマッサージ

赤ちゃんのモモとヒザで赤ちゃんのお腹を押すようにマッサージします。
あおむけに寝かせて両足首を優しく持ちあげ、「右、左…」と両足を交互に動かしましょう。
モモとヒザでお腹を押すことで腸を刺激します。

綿棒でお尻を刺激!

ベビーオイルを含ませた綿棒を、赤ちゃんの肛門に2~3cm(先の丸い部分が隠れる程度)押し入れます。
ゆっくりと前後に動かし、肛門を刺激します。
この時、急にうんちがどばっと出ることがあります。
漏れると大変なので、紙おむつでカバーしたり、お風呂でやってあげましょう。

何をしても出ないときは病院へ

これらの方法を試しても出ないときは病院へ行ってください。
自己判断で薬を与えたりしないようにしてくださいね。

いかがでしたか?
赤ちゃんが便秘に苦しんでいても対処ができるよう。便秘の原因とその対処法を知っておきましょう!

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