2016.07.17 Sun 更新

転倒注意!妊娠中でも安心してお風呂の入るポイントをご紹介。

妊娠中の転倒は、最悪の場合流産につながってしまいます。 もし転んでどこかを打ってしまったら…なんてことになってしまったら大変です! 何気なく入っていたお風呂ですが、妊婦さんにとって「危険」がいっぱいなんです。 今回は「妊娠中でも安心してお風呂の入るポイント」についてご紹介します!

家族がいる時間帯に入る

妊娠すると、お腹をかばうため普段はしないような動きをします。
そんな動きをすると今までは滑らなかったようなバスマットでも滑ってしまいます。
すべり止めがあるかどうか、すべり止めが効いているのかどうかを確認してくださいね。

バスマットに注意

お風呂は床が濡れていて滑りやすいうこともあり、転倒等の事故が起こりやすく、妊婦さんの転倒事故で一番多いと言われています。
何か起こってからでは遅いので、注意しなければなりません。
事前に防止できることはしっかりと防止していきましょう。

妊娠したらお風呂で注意すること

妊娠のお腹が大きな状態でバスチェアを使用すると、お腹に圧がかかったような状態になります。
腹に圧がかかったような状態なると、お腹のハリにも繋がります。

バスチェアを使用しない

水分補給をすることも大切です。
妊娠中は血が固まりやすくなっています。
脱水状態になると血栓ができやすくなります。
血栓が肺などに飛んでしまうと本当に危険なので、入浴前はいつもより多くお水を飲んでおきましょう。

水分補給

妊娠中はどんなに気をつけていても、いつ何が起こるか予測はつかないものです。
何かがあったとき、家族の人が対応出来るように、なるべく、家族の人が家にいる時間帯に入浴しましょう。

お風呂の入り方

お風呂で温まった体温が急に冷えると、貧血を起こして倒れやすくなります。
お風呂に上がる前にドアを開けて、浴室に熱気を送り温めておきましょう。
体温の低下の予防につながりますよ。

お風呂を出た後

お風呂に入るときは、心臓そしてお腹から遠い位置から徐々にお風呂に入ります。
入る前に桶で体全体を流してから入りましょう。

お風呂の温度

またシャンプーする時は体を前かがみになってしまいますね。
でも、この前かがみの姿勢はお腹に負担をかけてしまいます。
少しキツいかもしれませんが、シャンプーするときも背筋を伸ばしましょう。
お腹に負担をかけない姿勢を心がけてくださいね。

お腹のあたりまで浸かる半身浴が良いとされますが、肩までつかっても10分以内であれば大丈夫ですよ。
お湯が熱かったり、体の変化が感じられたらすぐにお風呂から出てくださいね。

あまり温度の高いお風呂に入ってしまうと高血圧になり、リラックス効果を得られません。
高すぎは禁物です。夏場は特に注意してくださいね!

妊婦さんに適している湯温度は、だいたい40度前後です。
もっと高いのが良い!という方もいるでしょう…
そんな方のために欠いておきますね。高くても42度ぐらいです。
それ以上高くするのはやめましょう!

入浴剤って使っていいの?

一般的に妊婦さんが入浴剤に入ることは問題ありません。
ただ香りが強いものの場合、嗅覚が敏感になっているので、吐き気を引き起こしてしまう場合があります。
また肌が妊娠によって敏感になっている方は、入浴剤で荒れてしまうこともあります。

妊娠初期

妊娠時期によって特に気をつけなくてはいけないことは以下の通りです。

妊娠時期によって注意しないといけないこと

妊娠中期

熱いお風呂に入る事は、流産の確立を高めるそうです。
暑いお風呂はのぼせやすく、貧血などの症状が出てしまうこともあります。
湯船の温度は38度ぐらいにしてくださいね。
湯船に浸かる時間は理想として10分以下です。あまり長い時間入らないように心がけましょう。

お腹も少し出てきて、身体のバランスがとりづらい頃です。
お風呂場でバランスを崩したり、滑って転んでしまったりする方がどんどん増えてきている時期です。
お風呂への移動などには十分気をつけてくださいね。
温度の高いお風呂には入らないように心がけましょう!

妊娠後期

お腹も大きくなり、足元が見えなくなってきます。
特に足元に気をつけましょう。
床等に物を置かないようにしてくださいね。

髪を洗う時、前かがみになると思うのですが、前かがみはお腹の赤ちゃんの負担になります。
なるべく、前かがみにならないようにしましょう。

いかがでしたか?
1日の疲れを癒してくれてるお風呂ですが、実は危険性の高い場所でした。
お風呂の入リ方なども気をつけましょうね。

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