第一次反抗期が起こる2歳は、自己主張をし始めるようになり、「自分一人でやりたい」という欲求が高まる時期です。
しかし上手にできないと、またイラ立ち始めます。
イラ立ち始めると同時に、周りの大人に対して反抗的な態度とります。
魔の2歳児の反抗的な態度は、「自分のしたいこと」が上手にできないことへの不満から起こるものです。
「魔の2歳児」「イヤイヤ期」の特徴
一般的には、3歳になる頃に落ち着き、4歳になる頃にはほとんど終わります。
始まる時期に個人差があるように、終わる時期にも個人差があります。
何かにつけて「あれもイヤ、これもイヤ」と子供が泣きわめいたり暴れたり、駄々をこねて反抗するのがイヤイヤ期です。
イヤイヤ期が始まる時期は個人差がありますが、1歳半頃~2歳になる頃にかけて始まるのが一般的です。
反抗のピークを迎えることが多いのが2歳の時です。
何をしても「イヤイヤ!」と嫌がるので、2歳児は「魔の2歳児」と呼ばれています。
「魔の2歳児」「イヤイヤ期」とは
子供は自分が伝えたいことが伝わらないことで、駄々をこねていることがあります。
そんな時は、気持ちを代弁してあげましょう。
代弁してあげることで、自分の気持ちが伝わったと思います。
自分の気持ちが伝わったことで、子供が満足してくれることがあります。
気持ちを代弁する
第一次反抗期への対応法はたくさんあります。
ですが、子供によって効くものと効かないものがあり、個人差の大きいものです。
「魔の2歳児」「イヤイヤ期」はどう対応したらいい?
子供の「イヤイヤ!」という拒否を悲しそうに、一度受け入れてみてください。
大好きなお母さん、お父さんの悲しそうな反応を見て、「本当はイヤじゃないよ…」と、イヤイヤを取り下げてくれることがあります。
悲しげに拒否を一度受け入れる
子供自身の言葉をしっかり聞いて分かってあげましょう。
子供も徐々に自分の気持ちを伝えられたと感じると、イヤイヤが減っていきます。
言葉の発達は、個人差が大きいです。
「他の子は…」と焦らずにいてくださいね。
何がしたいかをしっかり聞く
自分で解決させる
大泣きしてたり暴れていると、子供の耳には何も入りません。
そんな時は放置しましょう。
放置の際、子供の周りに危ない物を置かない等、安全を確保しておいてくださいね。
癇癪を起したときは放っておく
時間が許す限り、子供のしたいことに付き合ってあげましょう。
上手にできなくて癇癪を起こすこともあります。
ですが、ここは心を鬼にしましょう!
子供が助けを求めてくるまで見守ってあげることが大切です。
他のものに注意を促す
外出先の時は、放置すると他の人の迷惑になることもあるので、放置はできませんね。
そんな時は、抱っこして落ち着かせてみたり、人の少ない場所に移動しましょう。
コロコロと気が変わることが多いこの頃は、別のものに興味をそらして駄々を終わらせることができます。
意地を張って子供にさせようとせず、イヤイヤの内容から全く違う話題にすり替えてみるとスムーズにできたりしますよ。
いかがでしたか?
子供にとって反抗期は大人の階段を上るための大切な儀式です。
子供の成長のためにも、上手にイヤイヤ期と付き合いましょう。