2016.07.31 Sun 更新

立ち会い出産ってどうなの?成功させるためのポイントをまとめました

我が子の誕生を夫婦揃って迎えることのできるので、最近では立ち会い出産を希望する夫婦が多いようです。 立ち会い出産は「良い体験」という認識が強いようで、メリットばかりだと思われがちですが、もちろんデメリットもあります。 今回は「立ち会い出産を成功させるためのポイント」についてご紹介します!

誕生の感動と父親としての実感が生まれる

立ち会い出産におけるメリットは以下の通りです。

立ち会い出産のメリット

立ち会い出産は、分娩室まで旦那さんが付き添って、夫婦2人で赤ちゃんの誕生を迎える出産のことです。
立ち会い出産希望の旦那さんは、全体の60%以上いると言われています。
そのため、病院でも立ち会い出産ができることが当たり前だそうです。
出産ではどのような経過で進み、どんな処置をするのか、ということを事前に夫婦で勉強しておいてくださいね。

立ち会い出産について

出産がどれほど大変なものか分かっていない男性が多いようです。
そのため、出産の出血量や壮絶さに驚くパパも多いです。
実際に出産に立会うことで、子供を産むということが命がけでどれだけ大変なことかをわかってもらえます。

出産の大変さを体感できる

信頼できる夫がそばにいて身体をさすったり、手を握ったりしてくれるだけでも、奥さんの気持ちは落ち着きます。
「手を握るしか出来なかった」という方が多いのですが、手を握るだけでも奥さんはリラックスして出産に臨むことができるそうです。

奥さんが安心して出産に臨むことができる

男性はお腹の中で赤ちゃんを育てる事も産むことも出来ません。
そのため、父親としての自覚が生まれるのは母親に比べると遅いです。
立ち会い出産は、奥さんが目の前で苦しんでいる所を支えて、赤ちゃんの誕生に立ち会うので、「父親」としての実感が強く感じやすくなるそうです。
子育てに積極的に関わってくれるようになることもあるようです。

立ち会い出産のデメリット

出産は女性にとって命がけの大仕事です。
その大変な出産を一緒に乗り越える事で、妻への尊敬や、夫への信頼が強くなって、夫婦の絆がより強くなります。

夫婦の絆が強くなる

次にデメリットです。
良い面があれあ、悪い面もあります。

妻がイライラしてしまう

妻が苦しんでいる姿や、医師が出産サポートをする等、かなりの緊張感があります。
出産は神秘的なものと思っている方には衝撃が強く、「怖い」という印象を受けてしまうようです。
出産ですから、血液を見たりすることもあります。
血液を見たり、グロいものが苦手な方はショックを受けてしまいます。
具合が悪くなったり倒れてしまったりする方もいるようです。

夫がショックを受けてしまう

夫婦生活に影響が出る

前もって勉強していたけれど、陣痛に苦しんでいる奥さんを見て、夫がオロオロしてしまって何も出来なかったという方が多いそうです。
そんなオロオロしている姿を見て、陣痛にひたすら耐えている妻が、「自分はこんなに苦しんでいるのに夫は役に立たない」、「一緒にいて欲しくない」と、イライラしてしまうという事が多いそうです。

出産の壮絶な体験をし、妻を「女性」としてではなく、「母親」として見るようになり、夫婦生活に影響を与えてしまうこともあります。
出産の壮絶さがトラウマになってしまうこともあるようです。

出産するところを見られたくない

せっかく立ち会うのですから、二人で出産を乗り越えるよう、旦那さんはできることをしましょう!

立ち会い出産での夫の役割

結婚したとはいえ、旦那さんはいつまでたっても「好きな人」です。
出産は痛みで叫んでいたり、取り乱していたり、赤ちゃん以外のものを排出してしまうことだってあります。
「母親」になるとはいえ、「女性」ですから、好きな人にはそんなところを見られたくないものです。
恥ずかしいという気持ちも理解してください。

腰を揉んだりさすったりすることでずいぶん楽になります。
実際に赤ちゃんが産まれるのは、陣痛が始まってからかなり時間がかかると言われています。
その間、ママの痛みを和らげるために、マッサージでしっかりサポートしましょう。

マッサージ

必要な物をとってあげる

陣痛が進むと痛みがどんどん激しくなります。
激しい痛みで動けなくなってしまうので、喉が渇いたと言う時には飲み物を飲ませてあげたり、暑いというのであれば仰いであげたり、ママの汗をタオルで拭いてあげたり…旦那さんは率先して動くようにしましょう。

呼吸法

あまりの激しい痛みで、予習していたはずの呼吸法をうまく実行できなくなってしまいます。
そんな時は、奥さんのすぐ側でリードしてあげましょう。
どういった呼吸法をするのか、前もって確認しておいてくださいね。

励ましの声を

陣痛は想像を絶する痛さです。
あまりの痛さにママが辛い時は、「大丈夫」「がんばって」と優しく声を掛けながら応援しましょう。
リラックスさせるために、手を強く握ってあげてくださいね。

いかがでしたか?
「立ち会い出産をしなければ良かった…」なんて悲しい後悔をする前に、メリットやデメリットを理解して、夫婦でよく話し合って、自分たちはどうしたいかを決めてくださいね。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ