2016.08.12 Fri 更新

妊娠中は痔になりやすい?気になる疑問をまとめました

妊娠中はお通じが悪くなり、便秘状態が続き、排便の時にいきむようになってしまいます。 結果、痔になりがちに…。 そんなことになってしまう妊婦さんは意外と多いようで、妊婦さんの半分近くに現れるそうです。 今回は「妊娠中は痔になりやすい原因や気になる疑問」についてまとめました!

痔には種類あります。
妊娠中に起こるのは「いぼ痔」か「切れ痔」がほとんどです。

妊娠中になる痔の種類は?

そもそも「痔」は、長時間座り続ける等、肛門部周りの静脈が圧迫されて血液の流れが滞ることが原因で起こります。
妊娠すると、胎児の成長とともに子宮が大きくなるため、肛門や直腸あたりが圧迫されて血流が悪くなってしまい、痔になりやすくなります。
それだけでなく、妊娠中はおなかに負担をかけないようにと、運動不足になってしまうことも直腸周辺の血行不良の原因の1つです。
妊娠中はホルモンバランスの変化で腸の動きが鈍くなり、便が硬くなってしまい、便秘になりやすいこともよくある原因の1つです。

妊娠中は痔になりやすい原因は?

いぼ痔(痔核)

肛門周辺の粘膜が傷ついたり、肛門が切れてしまう痔です。
便秘などで強くいきみ、硬い便を出すことが主な原因です。
痛みがあり、拭いたトイレットペーパーに血がついているなら「切れ痔」の可能性が高いです。

切れ痔(裂肛)

妊娠中に最もできやすい痔です。
肛門付近の血行が悪くなると、いぼのように血管の一部がしこりのようになります。
痛み等の自覚症状がほとんどないので、出血して初めて気づく人がほとんどです。

痔の治療法

痔は、おなかが大きくなる妊娠後期によく現れます。
ですが、妊娠初期に起きることも多く、早期の治療が大切になります。

塗り薬、座薬、内服薬などの治療薬で症状を治すこともできます。
状態によっては手術が必要なこともあります。

いぼ痔(痔核)

切れ痔(裂肛)

治療薬だけで治ることがほとんどです。
ですが、切れ痔を繰り返すことで、慢性裂肛になり手術が必要になることもあります。
産婦人科医に相談してみてくださいね。

市販薬

痔の治療薬としては様々な市販薬が販売されています。
基本的に赤ちゃんへの影響はないとされていますが、「ステロイド」が含まれた薬は別です。
「ステロイド」は赤ちゃんへ悪い影響が出る可能性があるので、使用をなるべく避けるようにしましょう!
市販薬を購入するときには薬剤師に確認してくださいね。

痔の予防法

妊娠中の痔の原因となる便秘を予防、改善することが大切ですよ!

トイレを我慢しない

トイレを我慢すると、腸や肛門の感覚が鈍くなって便意を感じにくくなってしまいます。
そうなると便が溜まって便秘になってしまうので、トイレは我慢せずに行きましょう。

食物繊維や水分を摂る

便秘を解消するためには水分や食物繊維をしっかり摂るように心がけましょう。
水分や食物繊維を摂ることで便が柔らかくなり、便通がよくなります。

疲れやストレスを溜めない

疲れやストレスは、胃腸の動きを悪くします。
妊娠中の身体にはストレスが大敵ですので、出来るだけ溜め込まないようにしましょう。

適度に運動する

運動不足は、腸の動きを鈍くする原因です。
適度な運動は血流をよくしたり便秘を解消しましょう!

清潔にする

毎日のお風呂で優しく丁寧に洗ってください。
トイレではウォシュレットを利用してみるのもおススメです。

下半身を温め、血行を良くする

痔になる原因の1つに、肛門回りの血流が滞ることがあります。
下半身をよく温めることで、血流をよくすることは痔の予防につながります。

立ちっぱなし、座りっぱなしにならない

長時間同じ体勢でいることも痔の原因の1つです。
会社や仕事でずっと座りっぱなし・立ちっぱなしな人は、仕事の合間等に軽いストレッチや体をひねる動きをしましょう。
適度な運動は腸を動かし、便秘の予防にもなりますよ。

赤ちゃんに影響は?

妊娠中の痔そのものは、赤ちゃんに影響はありません。
痔や痔の原因である便秘によってストレスが溜まるような状態だと、ストレスが赤ちゃんの発育に影響を与える可能性があります。

いかがでしたか?
「痔の治療は恥ずかしい」と言って、なかなか病院へ受診しない方も多いです。
妊娠中は痔の手術ができないので、早めに産婦人科へ相談し、痔の治療を始めるようにしてください。

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