月齢が上がるに連れて、ミルクや母乳を飲むのがうまくなってきて、空気もうまく吐き出せるようになるので、泡が混ざることは少なくなり普通のうんちに変わっていきます。
また、ミルクや母乳w飲んだあとにしっかりとゲップをさせていても、普通に呼吸をしているだけでも空気を飲み込んでしまうことがあり、その場合にもうんちに混ざって出てくることがあります。
赤ちゃんはミルクや母乳を飲む時に、大量の空気も一緒に飲み込んでしまいます。
通常であればゲップとして空気を吐き出すのですが、ゲップがうまくできなかった時にはそのまま腸まで空気が入り込んでしまい、おならやうんちと一緒に体の外に出るので、うんちに泡が混ざります。
赤ちゃんの月齢の低い時には、うんちに泡が混ざっていることがあります。
泡が多い場合には、ふわふわしたムース状に見えることもあります。
いつもとうんちの様子が違うと心配になるかもしれませんが、この泡の原因は「空気」で病気ではないので心配はいりません。
泡状のうんちの原因は?
ねばねばうんちの原因は?
また、ママが食事でニンニク、ニラ、玉ねぎなどのおなかの中でガスが発生しやすい物を多くとっている時にも泡が混ざることがあるようです。
少しだけ食事に気をつけて、これらのものを控えることで泡が見られなくなることもあります。
泡が混ざる原因は空気なので、特に対処は必要ありませんが赤ちゃんのおしりがかぶれてしまうこともよくあります。
水で濡らした脱脂綿などの肌に優しいもので丁寧に拭いてあげて、乾かしてからオムツを履かせるなど、かぶれないように工夫をしてあげましょう。
対処法
対処法
また、通常のうんちの色と違って白っぽい粘液がうんちと一緒に出ることがありますが、これは腸内をうんちがスムーズに進んでいくために分泌されるものなので、心配いりません。
離乳食を始めてミルクや母乳以外のものを食べるようになったり、脂肪分を多く含むものを食べるようになると、より粘り気のあるうんちに変わっていきます。
赤ちゃんの消化器官が発達してくるのにつれて、ミルクや母乳がおなかの中にとどまる時間が長くなってきます。
おなかの中に長くあることで水分が体内に吸収され、うんちに含まれる水分が少なくなるので、ねばねばしたうんちになってくるのです。
ミルクや母乳はおなかの中をすぐに通過して出てくるので、生まれてから暫くの間の赤ちゃんのうんちは水っぽいことが多いです。
サラサラのうんちから、ねばねばのうんちに変わったら心配になりますよね?
でも、これは赤ちゃんの成長に伴うう変化で病気ではないので心配いりません。
ねばねばしたうんちや白っぽい粘液がでても、赤ちゃんの様子を見てみて機嫌がよく、食欲があるようなら心配いりません。
病院を受診したほうが良いのはどんなとき?
黄色い粘液や赤い血が混ざっている時には、正確に状態を伝えるためにもうんちのついたオムツを持って受診するようにしましょう。
オムツを持ち運ぶのはちょっと…という場合には写真だけでも撮って置くのがオススメです。
しかし、注意が必要な物もあります。
黄色っぽい粘液が混ざっている場合は、腸内が炎症を起こして膿が出ている可能性があります。
また、ねばねばのうんちに赤い色が混ざっている時には、細菌性の腸炎などで腸から出血している事が考えられます。
赤ちゃんの健康状態を知るためにも、オムツ替えの時にはかならず うんちの状態を確認して下さい。
色・臭い・状態などを毎日チェックすることで、いつもと違う場合に気付きやすくなります。
何か異変を感じたら、機嫌が悪く無いか、食欲はあるか、熱はないか、咳や鼻水などの症状がないかをチェックしてみてください。
何かうんち以外にも変わった要素があった場合には、医師に相談するようにしましょう。
泡が混ざっている、ネバネバしているといった状態は、基本的に心配はいりません。
赤ちゃんの成長に伴ってどんどんうんちも変化していきますので、家庭で様子を見るようにして下さい。
また、うんちの状態が以下の様なときには、すぐに診察を受けるようにして下さい。
・黄色い粘液が含まれる
・赤い粘液が混ざっている
・腐敗臭やいつも明らかに違う臭がする
・うんちの回数が多く元気が無い
いかがでしたか?
まだ話せない赤ちゃんの健康をまもるためにも、毎日のうんちのチェックは続けていくのがオススメです。
泡状やねばねばは心配なと言っても、その他に少しでも様子がおかしいを感じたら小児科で相談して下さい。
赤ちゃんが元気に育つためにも、愛情を持って見守ってあげましょうね。n