解消法は?
また、授乳も始まりますので、それに伴い水分を溜め込もうとする傾向にもあります。
それ以外ですと、産後の体調の変化や育児で忙しくなり、運動不足に陥りがちです。
運動不足になると、血液の循環が悪くなり代謝が低下します。
また冷えにも繋がりますので、気をつけたいところです。睡眠不足や疲れやストレスも、代謝が悪くなり老廃物が排出されにくくなり、むくみに繋がります。
どういうことかというと、妊娠中は羊水や赤ちゃんに栄養を与える為に、血液量が通常の約1.5倍ほどに増えます。
しかし、出産の際にそれが一気に体外に排出されますので、体内の水分は急激に失われその結果、水分バランスが崩れてしまうのです。
そうなると体は防御本能が反応し、水分を溜め込もうとします。そして今まで体内にあった水分量に戻そうと、今の体には必要以上の水分を溜め込んでしまい、むくんでしまうのです。
この流れが、産後にむくんでしまう原因の一つだと言われています。
むくみは、医学的には「浮腫」(ふしゅ)と呼ばれます。
そもそも、何故むくむのでしょうか。
その原因は、体内の水分バランスの崩れからきています。
むくみの原因
夜寝る時に一工夫。ほんの少しでいいのですが、タオルを丸めたものなどに足を乗せ、高くして眠ると効果があります。
足を高く上げることで血の流れが良くなり、むくみ解消に繋がります。
注意してほしいのは、あまり高くし過ぎると逆効果ですので、気をつけてください。
寝るときの一工夫で済みますから、すぐにでも取り入れられると思います。
足を高くして眠る
意外かもしれませんが、塩分を控えることは重要なことなのです。
理由としては、塩分を多く取り過ぎてしまうと、体内の濃度を薄めようと喉も乾きますし、水分を多く溜め込もうとし、排出もしにくくなってしまいます。
ですので、塩分は控えるようにしましょう。
塩分を控える
そんなむくみですが、解消法はいくつかありますので、紹介していきましょう。
むくみ解消の際の注意点
最近よく見ますし、もうすでに使っている方も多いのではないでしょうか。
着圧ソックスを利用することで、血行やリンパの流れが良くなります。老廃物の排出を促進させますので、むくみ解消にうってつけです。
注意点としては、自分に合ったサイズを着用することが大事です。
着圧ソックスを履く
上記に書いたようなことをすでに行なっているのに、効果が全く出ない!という方は、水分を摂った後のケアをしっかりと行なっていますか?水分が溜まっていることが原因ですから、根本から改善しないといけません。
ですので、水分は控えずに体内から余計な水分を排出することを心がけましょう。
むくみは、一般的には産後約3週間ほどで治まるようなので、そんなに心配しなくても大丈夫です。
ですが、現実に今むくんでいるとなかなかそう簡単には切り替えられないとは思いますので、産後の約3週間だけはしっかりとケアしてむくみを最小限に抑えるようにしましょう。
無理して色々試しても、急に解消されることはないので、自分のペースで確実にケアしていってくださいね。