あおむけの状態から両腕を持って引き起こす
うつぶせに寝かせて、自分で頭を持ち上げることができれば、首の筋肉が発達してきているという証拠です。
これは首すわりの中でも、最も早く赤ちゃんが習得できるようになる動きです。
うつぶせに寝かせる
赤ちゃんの首がすわったかどうかは、見た目で判断するのは難しいものです。
赤ちゃんが首すわりをしたかどうか、判断するための確認方法は以下の通りです。
赤ちゃんの首すわりの確認方法
首すわりの練習
ただ注意してもらいたいことが一つ。
首がすわっていないと前後左右にガクンと傾いてしまいます。
この方法で、首がすわっているかどうか調べるのなら、ゆっくり行うようにしてくださいね。
赤ちゃんの脇の下に手を入れて向かい合うように縦抱きをします。
この際、少しだけ赤ちゃんの体を傾けるようにしてください。
赤ちゃんが重力に逆らい、首を少しでも持ち上げたら首がすわったと判断して大丈夫ですよ。
縦抱きにして、赤ちゃんの身体を少しだけ斜めに
「引き起こし反応」という反応を調べる方法です。
赤ちゃんをあおむけに寝かせ、両手を持って優しく引っ張ってみてください。
体と一緒に首が持ち上がれば、首がすわっている証拠ですよ。
首すわりの練習の際に注意したいポイント
例えば、赤ちゃんをうつぶせに寝かせて、声をかけながら、に音が鳴るタイプのお気に入りのおもちゃを使ってみてください。
まず、赤ちゃんの頭の斜め上に持ってきます。赤ちゃんに「首を上げたい」と自発的に思わせるようにすることを意識しましょう。
赤ちゃんの成長は個人差があえうので、心配する必要はないのですが、どうしても心配な場合は練習をしてみてください。
生後5ヶ月を過ぎても首すわりの兆候がみられない場合は、遊びの中できっかけを作ってあげてくださいね。
成長段階のひとつである赤ちゃんの首すわりは、抱っこが楽になるということもあり、練習を考える人もいます。
そんな練習の際に気をつけたいポイントがあります。
首すわりの練習の際に注意したいポイントは以下の通りです。
機嫌が悪くなったらすぐにやめる
うつ伏せをしていると嘔吐したり、体調が急変する可能性もあります。
そのため、当たり前のことですが、練習中は目を離さずにしっかりと見守ってあげてくださいね。
目を離さない
赤ちゃんの気分に合わせたり、初めの間は5分以内といったように、時間を決めて無理のない範囲で行うようにしてくださいね。
柔らかい場所ではやらない
うつ伏せで首すわりの練習をしていて疲れると、そのままダウンして顔をマットにうずめてしまうことがあります。
柔らかいところだと布に動きをとられて窒息してしまうこともあるので、注意してくださいね。
授乳直後は控え、1時間ほど時間を空ける
いかがでしたか?
首がすわって間もないころは長時間の抱っこやおんぶは、赤ちゃんにとっての負担も大きく疲れてしまうので、気をつけてくださいね。
授乳直後にうつ伏せにすると、お腹が圧迫されてしまい、嘔吐してしまいます。
そのため、授乳直後から1時間ほどは練習を控えるようにしましょう。