ミネラル不足
妊娠中は、運動量が制限されるので運動不足になりがちです。
その結果、血行が悪くなります。血行が悪くなると体が冷えて、足の筋肉も固くなり、収縮を起こしやすくなります。
血行不良
この足がつるとは、足の筋肉が異常に収縮した状態で硬直してしまう現象です。
ふくらはぎにある筋肉が収縮した状態になり、激しい痛みが現れます。
別名、こむら返りともいいます。
具体的な原因としては、以下が考えられます。
足がつる原因は?
予防策としては、ウォーキングやストレッチなど軽めの運動を行なう事で、運動不足の解消に繋がり、全身の血行をよくします。そうすることで、血行不良による足のつりは改善されると思います。その際、水分不足にならないように、しっかりと飲み物を用意するようにしましょう。
次に、食生活を工夫することでも予防できます。
カルシウム・マグネシウムを多く含む食材をメニューに取り入れてしっかり補給すれば、ミネラル不足にはなりにくく、また足をつりにくい体になります。
予防策はあるの?
妊娠後期になるにつれてお腹が大きくなり、重くなります。
その重くなったお腹を支えようと、歩き方や背筋の筋肉の伸ばし方も無意識に変わり、その影響で緩んだ骨盤が歪みやすくなるんです。
その状態が続くと、間接的につながっている足の筋肉にも悪影響を与えて、足がつりやすくなるんです。
骨盤の歪み
血液中の、カルシウムやマグネシウムといったミネラルが不足すると、神経や筋肉が興奮しやすくなり、異常収縮を起こす確率があがります。
妊娠中はどうしても胎児へと栄養が行きますので、ミネラル不足になりがちです。
想像しただけでも怖いですが、睡眠中はお腹の重みで臓器が圧迫されるために血流が悪くなり、筋肉も固くなっているため、足をつりやすいです。
寝ている時は無意識に伸びをすることがあり、ゆるんでいたふくらはぎを急に縮めたことでつったりします。
睡眠中に足がつる?
温かいスープや汁物も積極的に食べることで、体の冷えも改善されます。
骨盤の歪みに対しての対策としては、骨盤を締めることで対処しましょう。
骨盤ベルトなどで骨盤を正しい位置に戻すことができれば、足への影響も防いでくれるだけではなく、妊娠線の予防や産後の骨盤ケアにも役立ちます。
足がつった時の対処法
足がつるのは、生理現象です。でも、つらい痛みだと思います。回数が多くなってくると、ストレスも溜まりますよね。
夜中に足がつって何度も目覚めるようになったらなおさらです。
ですが、生理現象と割り切って、深刻に考えすぎずに予防法をしっかりと実践するようにして、前向きに対処しましょう。
万が一足がつってしまっても、すぐ対処できるように自分一人でも足を伸ばせるようになっておくと安心だと思います!
まとめ
つった時は筋肉が収縮している状態なので、反対に伸ばしてあげる必要があります。
伸ばし方は、つま先をつかみ、すねの方に引き上げてください。その状態を8~10秒ほどキープしましょう。
もしお腹が大きくて自分でつま先をつかむのが難しい場合は、旦那さん等足の裏からつま先を押すようにして伸ばしてもらうようにしましょう。
サポートしてくれる人がいない場合は、タオルを足の裏にかけて伸ばしたりして、伸ばしたりする方法もありますので、試してみてください。