2016.10.19 Wed 更新

妊娠中に柿を食べちゃいけないの?メリットとデメリットは?

昔から柿は身体を冷やすと言われており、妊娠中は食べていけないと言われています。 でも、柿には妊娠中に摂りたい栄養素がたくさん含まれているので、食べ方を知っていれば妊娠中でも食べる事ができますよ。 今回は「妊娠中に食べる柿のメリットとデメリット」についてご紹介します!

貧血になると赤ちゃんにも十分な栄養が行きわたらず発育に影響が出る恐れがあります。
貧血気味の妊婦さんは、柿の食べ過ぎに注意してくださいね。

柿に多く含まれるタンニンは、体内の鉄と結合する作用があります。
そのため、鉄分の吸収が阻害されてしまい、貧血になりやすいと言われています。

貧血になりやすくなる

妊婦は食べてはいけないと言われている柿。どうして食べてはいけないのでしょう?
食べてはいけないと言われる理由には、以下のものがあります。

柿を食べてはいけないと言われる理由

妊婦に嬉しい柿の栄養

柿は食物繊維を豊富に含んでいるので、便秘の予防や解消には最適です。
ですが、柿に含まれるタンニンという成分は、過剰に摂取すると便秘の原因になる恐れがあります。
このタンニンは便を固くしたり、血管や細胞を収縮させる作用や、腸粘膜に特殊な膜を作る作用があります。
そして腸の働きを低下させ、便秘を招くと言われています。

便秘になりやすくなる

昔からよく柿は体を冷やす食べ物と言われていますが、実際には、体温を極端に低下させるような作用はないそうです。
柿に多く含まれているカリウムには利尿作用があるので、冷えを招くと思われていたようです。
また、柿に含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害してしまうため、貧血になりやすくなることもあるので、体が冷えると考えられていたのかもしれませんね。

体を冷やす作用

ビタミンA

妊娠中は、ミネラル不足になりがちです。
ミネラルは赤ちゃんの骨などを作るのに必要な栄養素です。不足してしまうと奇形の起こる確率が高くなると言われています。
ミネラル全般を摂取することで流産や早産、つわりや妊娠中毒症の予防にも効果があるとも言われています。

ミネラル

柿に含まれる栄養素には、妊娠中の身体にとって嬉しいものがあります。
デメリットだけではなく、もちろんメリットもありますよ。

ビタミンAには、妊婦さん自身の免疫機能や、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。
また、赤ちゃんの遺伝子制御や細胞分裂、骨や神経の形成に必要な成分だとも言われているので、適度に摂取するようにしてくださいね。

また、ビタミンCは赤ちゃんの脳や血管、骨などを作るのに欠かせない栄養素でもあります。
特に、脳の発達に深く関わっているとされています。
ビタミンCが不足すると、心臓の障害や呼吸器の障害につながるとも言われています。

ビタミンCは、妊婦さんには積極的に摂取してほしい栄養素のひとつです。
免疫力を高めたり、鉄分の吸収を助ける働きがあるとされています。

ビタミンC

適切な量は?

妊娠中に食べ過ぎなければ、食べても大丈夫な「柿」。
では、どのくらいの量を食べたらいいのでしょう?

生の場合

甘柿よりも渋柿の方が糖分の含有量が多いため、干し柿は一般的に渋柿で作られています。
渋柿にはタンニンが多く含まれています。
タンニンには鉄分や葉酸の吸収を阻害する働きがあり、貧血や胎児の奇形につながると言われています。
妊婦さんにはあまり好ましい成分ではありません。また、生柿より糖分が多く高カロリーでもあります。
食べるのなら、干し柿は1日1個程度にしてくださいね。

干し柿の場合

生の柿を食べる場合は1日1〜2個くらいまでなら心配ないと言われています。
もともと柿はビタミンやミネラル、食物繊維にカリウムが豊富な食べ物です。
柿に含まれているカリウムには、利尿作用もあると言われています。
便秘やむくみに悩まされやすい妊婦さんには効果的なので、適量を守って楽しむようにしてくださいね。

タンニンを不溶性に変質させることで、おいしく食べられるように加工することが「渋抜き」です。
アルコールを使っているので、アルコールが残っていないか気になってしまいますよね。
渋抜きは何日もかけて行うので、その間にアルコールは飛んでしまいます。
なので、妊婦さんや子どもでも安心して食べることができますよ。
妊婦さんが注意すべき成分に関しては生の柿とあまり変わりません。1日1個までを目安にして食べるようにしてくださいね。

焼酎で渋抜きした場合

いかがでしたか?
「柿は体を冷やすから妊婦は食べてはいけない」と言われているように、柿はデメリットもある果物です。
ですが、妊娠中に摂りたい栄養素も豊富な食べ物でもあります。
食べる際の注意点を知って妊娠中にも上手に取り入れてくださいね。

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