性格へはどう影響する?
育った家庭環境や、親との関係性などによっても、性格は大きく変わるそうです。
ですので、兄弟によって性格が全然違うということも、あり得るのです。
顔や体型のように、目に見える部分に関してはすぐに遺伝だと理解できますが、性格については今一分かりづらいところだと思います。
ただ、実はこれに関しては現時点での研究結果としては、性格へは遺伝はもちろん、その家庭環境も大きく影響するという事が分かったんです。
遺伝に関しては、今も様々な研究が続けられていますし、まだ解明されていないことが多くあります。
顔や体型は遺伝することが分かっていますが、性格も遺伝するのでしょうか。
遺伝との関係
結果だけで判断しない
悪影響になる親の行動について
もともとの気質は遺伝の影響を強く受けますが、そこに家庭環境などの要素が加わり、性格は徐々に形成されていくようです。
つまり、子供の性格は遺伝と環境、どちらも影響を受けるということです。
ではどのように性格へ、影響するのでしょうか?
研究結果によると、性格の核となる部分の気質に関しては、遺伝による影響が大きいようです。
この気質は、社会に対する行動パターン等を指していて、環境への順応性や活動性、気分の質などが掛け合わされています。
他人と比べない
親が気分屋で、その時々に言う事が違ったりすると、子供は困惑します。
そして、顔色を伺うようになり段々と消極的な性格になるでしょう。
特にお母さんがヒステリックになって怒ったりしていると、深刻な悪影響を及ぼしますので、しっかりと意識しましょう。
気分で怒ったりしない
これは努力の大切さをちゃんと見てあげる事が大切だということです。
発表会やテストなどは、日頃の努力の集大成です。
もちろんその結果が悪いこともあると思います。
そんな時に、結果だけを見て批判してしまうと、過程の大切さを見失ってしまいます。
しっかりと、過程を褒めてあげるようにしましょう。
何かある度に、近所の子やお友達と自分の子を比べるようなことを伝えるのは良くありません。
正直、心の中では比べてしまうことはあると思います。
しかし、それを直接伝えることは、子供の中に劣等感が生まれ、自信もなくなってきます。
性格が歪んでしまう可能性もありますので、注意しましょう。
支配するような躾
昔から、過保護はよくないということは言われていましたが、具体的には何がよくないのでしょうか。
分かりやすく言うと、過保護に育てると、自己中心的な考え方しかできない子になってしまうということです。
過保護にも種類があって、世話をやきすぎる過保護と、子供の言う事は何でも聞いちゃうタイプの過保護があります。
心当たりがある人は、注意が必要です。
過保護にし過ぎない
最後に
親の言う事は何でも聞いて、当たり前、というような態度で子供を支配するような躾をしていると、過剰に神経質な子供に育ってしまいます。
自分の意見も持ちづらくなり、自己主張出来ない子になてしまう可能性もあります。
いかがだったでしょうか。もし心当たりがあるようなことがある人は、すぐに改めるようにしましょう。
子供の性格に悪影響を及ぼす行動は、控えるにこしたことはありません。
子育てにおいて、親の行動、家庭環境は非常に重要ですのでしっかりと意識して、今後に活かしてください。