2016.12.19 Mon 更新

女性の大敵「骨盤の歪み」は不妊の原因にも!?簡単にできる解消法とは

ダイエット面でも美容面でもよく言われるのが、「骨盤の歪み」を解消しましょうということです。 でも、なぜ骨盤が歪んでいると様々な悪影響が出るのでしょうか?また、なぜ骨盤の歪みが不妊の原因になるのでしょうか? まず、自分の骨盤が歪んでいるのかどうかをセルフチェックして、解消法を試してみましょう。

骨盤が歪むことがすぐに不妊につながるわけではありませんが、骨盤の歪みによって起こる身体のトラブルが、不妊につながる可能性があります。

骨盤が歪んでいると妊娠しにくいの?

女性は男性と比べると筋肉量が少なく、骨盤を支える力が弱いと言われています。
また、女性ホルモンの働きや妊娠、出産によって骨盤が開いたり締まったりするので、骨盤が歪みやすいのです。
運動不足によって筋肉が弱っていることも、骨盤の歪みの原因になると言われています。

妊娠中に骨盤が歪んでしまった状態が、出産後も元に戻らずに長期間歪んだ状態が続いてしまうということもあるようです。

骨盤は身体の骨格を支える基盤になるものです。
この骨盤は、バッグの持ち癖、足を組んで座る寝るときの姿勢など、日常生活の中のちょっとした事が原因で歪んでしまうと言われています。

なんで骨盤が歪むの?

骨盤は脊柱、股関節、肩甲骨などとつながっており、身体の中心にあります。
多くの骨とつながっているので、骨盤が歪んでしまうことで背中、首、下半身、肩など全身に影響を与えます。
全身のバランスが崩れることで、次のような書状が出やすいと言われています。

自律神経が乱れる

また、血行が悪くなることで身体も冷えやすくなり、内蔵全体の機能低下にも繋がります。
冷えは妊娠しにくくなるだけでなく、免疫の低下やむくみなどにもかんけいしてくるんどえ、 早めに改善することが大切です。

骨盤がゆがむと血液の流れが悪くなり、骨盤内にある子宮や卵巣の機能が低下します。
この機能低下が起こるとホルモンの分泌に影響し、排卵障害や着床障害といった症状が起こりやすくなり、妊娠しにくくなると言われています。

子宮、卵巣の機能が低下する

骨盤の歪みセルフチェック

これらの身体の不調は、自律神経のバランスを崩してしまうことにも繋がり、ホルモンのバランスが崩れてしまうことで、生理不順や排卵障害を起こして不妊につながりやすいと言われています。

・肩こり
・腰痛
・関節痛
・生理痛
・神経痛
・むくみ
・便秘

次の項目のうち、自分に当てはまるものにチェックをしましょう。
当てはまる数が多いほど骨盤が歪んでいる可能性が高くなると言われています。

骨盤の歪み解消法

□ 座る時いつも同じ足を上にして組む
□ 靴底のすり減り方が左右で違う
□ どちらか片方の歯で食べ物を噛む癖がある
□ 顔を鏡で見たとき、目の大きさや高さなど左右で違いが目立つ
□ まっすぐ立った状態で鏡を見たとき、肩の高さが左右で違う
□ ネックレスがいつも同じ方にずれる
□ ウエストのくびれの位置が左右で違う
□ 立つとき白湯どちらかの足に重心が偏っている
□ 横座り(お姉さん座り)をするときに左右で座りやすさが違う
□ 床に座り、足をそろえて前に伸ばしたとき、足の長さが違う

骨盤が歪んでいる事がわかったら、簡単なストレッチで解消しましょう。
お風呂上がりなど身体が暖まっている時に行うと、ほぐれやすいのでオススメです。

1.足を肩幅よりも少し狭いくらいに開いて立つ
2.胸の前で腕を組んで背筋を伸ばす
3.膝と膝の間にクッションなどを挟み、内側に力をかける
4.できるだけゆっくり腰を下ろす
5.立ち上がるときも、できるだけゆっくり行う。

スクワット

1日1~5回程度からでいいので、無理なく続けていきましょう

お尻歩き

膝を左右に倒す

1日5セットくらい繰り返すようにしましょう

1.背筋を伸ばして座り
2.両足を前に揃えて伸ばす
3.腕を胸の前で組む
4.左右の脚を交互に前に出す要領で歩く
5.前に6歩、後ろに6歩進むのが1セット

1日3〜5セット程度を無理なく続けましょう

1.仰向けに寝転ぶ
2.膝を三角に立てる
3.左右の膝をくっつけた状態で左右に倒す
4.1〜3を3回程度繰り返すのが1セット

まとめ

骨盤が歪んでいると、不妊以外にもダイエットが上手くいかない、冷えやすいなど色々な影響が出てきます。
妊娠したとしても子宮の形や位置が変わってしまうこともあり、赤ちゃんにとって居心地のいい環境とは言えないかもしれません。
妊娠のためにも、自分の健康のためにも、できるだけ早く骨盤の歪みを解消してくださいね。

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