2016.12.02 Fri 更新

陣痛がきているのに子宮が開かない!開かない原因は?自然と開く方法はあるの?

陣痛が始まり、お産が進んでいると思いきや、子宮口が硬くてなかなか開かないということがあります。 子宮口が開かなければ、分娩時間が長くなってしまったり、大量出血の原因になってしまうことも…。 そんなハイリスクなお産は、できるだけ避けたいですよね。 今回は「子宮口が開かない原因と開く方法」についてご紹介します!

前駆陣痛・本陣痛

お産が進むにつれて、子宮口はどんどん開いていきます。
では、お産がどう進んでいくのかについて、改めておさらいしましょう。

そもそも「子宮口」は、子宮のもっとも外に近い部分の外子宮口と、子宮の入口である内子宮口の2つからなっています。
そのどちらも開いてきたら、一般的に言われる「子宮口が開いた」という状態になります。
この子宮口の開き具合は内診によって判断されます。

子宮口の開き方とお産の関係

前駆陣痛という不規則な痛みが起こります。痛みは時間が経つにつれ、規則正しいものになっていきます。
痛みの間隔が10分間隔になったら、陣痛が「本陣痛」になったということなので、病院へ連絡しましょう。
このときの子宮口は少しずつ開いています。

分娩第二期(娩出期)

本陣痛が始まってから子宮口が全開(約10cm)になるまで待っている期間です。分娩期の大半は、この開口期です。
子宮口の開き方には個人差があるので、目安でしか言えませんが、所要時間は初産婦で10〜12時間、経産婦で4~6時間程度だと言われています。
痛みが強くなると体を動かすのもままならなくなりません。
できるだけ早いうちから水分・栄養補給をして準備を整えてくださいね。

分娩第一期(開口期)

子宮口が約10cmまでに開いて、赤ちゃんを生み出すために分娩台にあがり、いきみを解禁する期間です。
赤ちゃんが生まれるまでにかかる時間は、初産婦で2〜3時間、経産婦で1〜1.5時間です。
子宮口が全開になれば助産師さんの指示に従いながら、いきみ始めてくださいね。
このときに破水も起こります。
タイミングや力の入れ具合などもあって、いきむのにもかなりの体力が必要になるので大変ですが、がんばってくださいね。

分娩第三期(後産期)

赤ちゃんが生まれてから胎盤が出るまでの時期のことを指します。
このときに後期陣痛が起こり、胎盤が出てきます。
所要時間は初産婦さんで15〜30分、経産婦さんで10〜20分とされています。
ですが、それよりも短く終わることもありますよ。

子宮口が開かない原因とは?

何故、子宮口がなかなか開かないのでしょう?
開かない原因として考えられるものは以下の通りです。

軟産道強靭

軟産道の筋肉が硬いまま、柔らかくならず、筋肉が伸びないことがあります。
この状態を、軟産道強靭といいます。

軟産道強靭の影響により子宮口の開きが遅れると、陣痛の波が弱すぎる「微弱陣痛」を引き起こしてしまいます。
赤ちゃんがうまく下がってこないので、お産が長引く可能性がでてきます。
また、子宮内の圧が高まり早期破水を起こして感染症になる危険性や、軟産道強靭のまま陣痛が強くなると産道が裂傷し大量出血につながる危険性もあります。

精神的緊張

精神的に緊張しているとストレスホルモンが分泌され、なかなか子宮口が開いてこない原因になります。
また、緊張のため酸素が少なくなり、陣痛を強く感じてしまうことがあります。リラックスして出産に臨むことが大切です。

子宮口を自力で開く方法は?

子宮口をスムーズに開くためには、赤ちゃんが通りやすいようにほぐしてあげることが効果的です。
次のような方法を取り組んでみてくださいね。

できる限りリラックスを

精神的にリラックスすることも子宮口をやわらかくする効果があると言われています。
陣痛の痛みでなかなか落ち着けないかもしれませんが、身体と心の緊張をほぐしてくださいね。

積極的に身体を動かす

陣痛中でも動けるうちは、なるべく身体を動かしてくださいね。
階段の上り下りやスクワットなど、股関節をやわらかくする動きをすると効果的です。
陣痛がある時は、無理に身体を動かさず、あぐらをかいてすわったり、ストレッチをするようにしましょう。

身体を温める

身体が冷えると血行が悪くなり、筋肉や身体を硬くさせてしまいます。
特に足を温めて、強張った身体の筋肉をできる範囲でほぐしてあげてくださいね。
体を温めると子宮の周りの血行がよくなり、子宮口も柔らかく開きやすくなるようです。

いかがでしたか?
出産は想像している以上に長く、大変なものです。
妊娠中は積極的に身体を動かしたりして、リラックスした状態でお産を乗り越えてくださいね。

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