2016.12.04 Sun 更新

新生児は病気にかかりやすい。特に注意がひつような病気って?

新生児の頃は、色んな心配事があると思います。特に病気にかかりりやすいので、症状で見分けなければいけません。でも実際、見分けられるのでしょうか?そこでここでは、新生児がかかりやすい病気と、その症状についてまとめてみましたので、ご覧ください。

これは1歳までに、ほとんどの赤ちゃんが発症する病気です。
ウイルスに感染で発症し、38度以上の高熱が3~4日ほど続きます。
新生児の38度以上の熱は想像するだけでも可哀想ですね。
熱が下がっでも、背中やお腹に薄いピンク色の発疹が現れます。
症状はひどいのですが、自然に治りますので、必要以上に慌てることはありません。

突発性発疹

新生児がかかりやすい病気

新生児(生後28日未満の赤ちゃん)は誰でも病気にかかりやすいものです。
動きもゆっくりで、目や耳も未熟です。
しかもまだこの時期は、お母さんからから引き継いだ抗体の力で守られています。
外の世界でのウイルスなどにさらされても元気に過ごせるのは、そのお陰なんです。
しかし、お母さんが持っていないウイルスや細菌に関しては、赤ちゃんも抗体を引き継いでいないので感染してしまうことはあります。
ですので、病気にかかりやすいのです。

はじめに

百日咳

髄液に細菌が入り込んで炎症を起こす病気。
これは脳や神経などの中枢神経系が影響を受けてしまうので、後遺症が出たり、命に関わることもある、非常に危険性のある病気です。
高熱のほかに、呼吸困難や嘔吐、痙攣などの症状が現れた場合は早急に対処するようにしましょう。

新生児髄膜炎

ウイルスや細菌感染により、胃腸炎を起こすことです。
激しい下痢と嘔吐を繰り返す場合は早めの受診をオススメします。
脱水症状を起こすと危険性もありますので、水分補給を忘れずに行なってください。

感染性胃腸炎

これまで書いたのは、生まれてからなる病気ですが、生まれつき、あるいは未熟児で生まれた影響で発症してしまう先天性の病気についても少しまとめてみましたので、気になる方はご覧ください。

先天性の病気の症状

これはよく聞くと思います。1歳未満の赤ちゃんがかかりやすく、冒頭で書いたようなお母さんから抗体を受け継ぎにくい病気です。
新生児期に発症すると、肺炎などの合併症を起こすこともありますので、早めに病院を受診してください。
特徴としては、1~2週間ほどは普通の風邪のような症状があり、その後激しい咳が2週間近く続きます。

噴水状の嘔吐

新生児の肌は外の環境に慣れていないため敏感で、すぐに湿疹などが現れます。
乳児湿疹が出る子は多いですが、中にはアレルギーによるアトピー性皮膚炎を発症していることもあるので、注意してください。
まずは小児科などに相談し、その後根気強くケアをし続けることが大切です。

湿疹

新生児はおっぱいやミルクを飲むのに慣れていないません。
飲んだ後にうまくゲップが出ないと吐き戻してしまうことがありますが、体重も順調に増えていて、よく飲んでくれているのであれば全然問題ありません。
ですが、授乳直後に噴水のように勢いよく吐き戻してしまうときは、注意が必要です。
先天的に胃の出口が狭くなっている幽門狭窄症の可能性がありますので、一度検査してもらった方が良いかもしれませんね。

稀に痙攣を起こしている時があります。
新生児の痙攣は、頭蓋内での出血などの脳の病気のほか、低血糖、先天性代謝異常などが重篤化する病気が考えられますので、すぐに病院を受診するようにしましょう。

痙攣

最後に

色々な病気があり、心配も尽きないと思いますが、新生児期の赤ちゃんは病気の早期発見が1番大切です。
そのためには、日々しっかりと観察し、些細な変化でも気付いてあげるようにしましょう。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ