眠ってたのですが何やら下着がずぶ濡れなのに気がつき目を覚ましました。
上の子の時にも下着が濡れ、あわてて病院にいきましたが結果ただの尿漏れでした。
でもその時とは違うように感じました。
実はその何時間か前から子宮の収縮がどうもおかしいと思っていたため、病院に見てもらいに行っていました。
そこで機械をつけて収縮をみてもらいましたが、特に出産につながる収縮ではないということでとりあえず帰宅しました。
それから数時間後です。
一人目の時にも切迫早産で入院したりしていたので気をつけなければならないとは思っていたのですが、やはり上がまだ小さく、抱っことかもしていたのでそれが負担になったのかなと今は思います。
破水をしたのは妊娠8ヶ月の夜中の1時くらいでした。
異変を感じて
私は20歳の時に一人目を出産し、二人目は年子でお腹に授かりました。
20代という若いうちから、出産・妊娠が出来たことはとても良かったと思います。
陣痛などはまだありませんでしたが、部分破水のためいつも羊水が流れてきている訳ではなく、先生は最初破水ではないと判断しました。
その日は特に安静にするだけで一日が終わりましたが、次の日の朝また破水をしていました。
おしるしもありました。
これは間違いなく破水だと思い、病院に連絡した所入院準備をしてすぐ来てほしいとの事でしたので、いつのまにか帰宅した旦那を叩き起こし病院に向かいました。
即入院です。
下着にパットをつけて車椅子に乗せられました。
絶対安静生活です。
ただダラダラと流れてくる訳でもなく、どうしようか悩みました。
不安だから行かないでと言ったが聞かず飲みに行った旦那が帰宅しておらず、病院に行けないのはわかっていたためとりあえず朝まで待つことに決め、もう一度眠りにつきました。
朝5時半、同じく下着が濡れているので目を覚ましました。
妊娠8ヶ月…これって破水?
二人目ということで、多少の心の落ち着きもありましたが、もちろん不安もありました。
8ヶ月という早産で生まれて生きていけるのかという不安が一番で、無事生まれてきてほしいとひたすら祈っていました。
朝一番、スタッフも揃ったところで帝王切開術の開始です。
夜はスタッフも少ないため、緊急帝王切開は朝一番にしようと説明され、陣痛を抑える点滴を打ちました。
そういえば赤ちゃんの成長をはやめるという注射をうったのを覚えています。
しかし陣痛は止められるものではないようです。
お腹の痛みと点滴のだるさで眠れませんでした。
転院先での帝王切開
早産の子を見てもらえない病院だと知らなかったので、この助産師さんが先生を説得してくれていなかったらと思うと…。
転院した頃から陣痛がきました。
助産師さんも量や匂いから破水だと感じてくれましたが、それでも医師は破水ではないと診断。
もう一度夕方頃に破水した時に助産師さんが強く医師に伝えてくれたため、未熟児を見てもらえる病院への転院が決まり救急車で病院を移動しました。
私の様々な不安をよそに、あっという間の出産でした。
普通分娩ではなく、帝王切開だったので、あまり時間がかからなかったのだと思います。
ですが、その分、産後のお腹の痛みはとてもつらかったことを覚えています。
一人目の時もそうでしたが、一番聞きたかった産声を無事聞くことができたときは涙が止まりませんでした。
ちゃんと呼吸をしてくれているのもわかり、安心した気持ちになりました。
小さな赤ちゃんだけど元気に育っています
若いうちから二人の孫に会えて、両親もとてもうれしそうでした。まだまだ人生経験も浅い私が、20歳という若いうちから出産・妊娠出来たのは、主人や両親、周りの人の支えのおかげだと思っています。
また、高齢での出産になるにつれて、出産・妊娠のリスクが高まることがあると、両親などから聞いていたので、やはり、できるだけ早くに子どもを授かることはとても大事なことだと感じました。
しかし、妊娠8ヶ月という早産だったため、赤ちゃんは両手のひらに乗るくらい、とっても小さかったです。
二ヶ月ほど赤ちゃんは入院しましたが、私たちの心配をよそに、とくに大きな病気をすることもなく今日も元気です。