マカに含まれている成分と効能
マカは南米ペルー原産のアブラナ科の多年生植物、つまり大根やカブの仲間です。インカ帝国の時代から特権階級の食べ物として珍重され、現在はペルー国外からのマカそのものの持ち出しは禁止されています。
標高4000m以上のアンデスの過酷な自然環境に耐えるたくましさを持ち、土壌の栄養素をまんべんなく吸い取るため、一度マカを栽培した時は数年間不毛になると言われています。
日本では2001年頃から一般に広まっていき、「妊娠しやすい」「不妊に効果がある」として現在では薬局・ドラッグストア・通信販売等で多くのマカ加工食品が売られています。
男性向けのイメージから、誤解をされている方もいらっしゃいますが、マカは精力剤とは違います。飲むと性的に興奮するようなものではありません。毎日飲んで、体調を整えていくもので、体に優しい植物性の成分です。
妊活に効く、マカって何?
妊活関連の雑誌ではよく広告が掲載されていますね。
男性不妊に効果あるとして、多くのメーカーが取り扱っていることから、男性の精力剤というイメージを持っている方が多いと思います。しかしマカには女性のホルモンバランスを改善させる働きもあるのです。
男性ホルモン・女性ホルモンそれぞれに働きかけてくれるマカについて詳しくご説明します。
妊活にぴったりの自然食品といえば「マカ」
アンチエイジング効果も?!
さらに大量の必須アミノ酸、ビタミンB群、ミネラル、グルコシノレートやステロール、アルカロイド、ポリフェノール、サポニン等も含有しています。
中でも最も注目されているマカの特徴的な成分はベンジルグルコシノレートという成分。ホルモンを刺激する効果があり、不妊改善、妊娠促進、男性機能の改善、月経サイクルの正常化、更年期症状の緩和など、様々な効果が期待できるとされています。
マカはペルーでは古くから不妊症の治療に用いられてきました。
必須栄養素が多く含まれ、アンデスで栽培される植物の中でも極めて優れており、昔から現地の人々には『完全食』と言われているのです。
マカは薬品ではなく、副作用はありません。ペルーでは昔から食材として食べ続けられています。
他のサプリとの併用も基本的に問題ありませんが、食物アレルギーがあるように、人によっては合わない場合もあるかもしれません。
ホルモン剤はその強力な効果や副作用ゆえに市販はされないので、これらの治療を受けるためには不妊治療クリニックなどに通院しなければいけません。
野菜であるマカなら、これから妊活を始める女性や、クリニックに行くには抵抗があるという人でも取り入れやすいですね。安全な方法としてマカサプリメントの摂取を勧めるお医者さんも多いです。
副作用はあるの?
このベンジルグルコシノレートですが、残念なことに含んでいる植物は数が少ないのです。そのためマカのサプリメントが重宝されているのですね。しかし、含有量はサプリメントによってピンキリなので、しっかりチェックすることをおすすめします。
ベンジルグルコシノレートは希少な成分
また、マカには若返りのアミノ酸アルギニンも豊富に含まれています。ベンジルグルコシノレート自体にもアンチエイジング効果があり、相乗効果が期待できる食品と言われています。
妊活に大事なことはホルモンバランスを整えること
妊娠しやすい体を作るということは、ホルモンバランスを正常にすることとイコールと言っても過言ではありません!マカに含まれる有用な成分は卵子・精子の質を高め、排卵を促し、私達の体の内側から赤ちゃんを授かる準備をしてくれるのです。
男性にも女性にも効果があるという特徴から、夫婦で飲む方も多いサプリメントです。だから妊活にぴったりと言われているのですね。