風邪
インフルエンザの場合は、体温が38度以上まで上がり、頭痛や喉の腫れ、関節痛などを伴います。特に脱水症状も引き起こす可能性がありますので、もし疑いがある場合はすぐに病院に連れていきましょう。
インフルエンザは重症化すると、けいれんや意識障害も引き起こしますので、早めの判断が大事になってきます。
これは1番注意したい感染症ですね。
大人でもかかってしまうと大変です。
症状が若干風邪と似ているので判断が難しいのですが、まずが初期段階でしっかりと子供の様子を見るようにしましょう。
インフルエンザ
冬にかかりやすい感染症
1歳児未満で、咳があまりにも長く続くようでしたら、百日咳の可能性があります。
初期症状は風邪とそんなに変わらないのですが、2週間程経った頃から激しい咳が出て”ヒュー”というような息苦しい音になってきます。
この呼吸音が聞こえ始めたら、早めに病院へ連れて行き、抗生物質等で対処しましょう。
大人の場合でしたら、咳が長引いている程度で済むことも、子供の場合は脳に障害が残る可能性がある程まで悪化する可能性もありますので、要注意です。
百日咳
ここ最近、よくこのウイルスの名前を聞きますよね。
主に冬場に流行する感染性胃腸炎です。初めて感染した場合は、症状が強くでることがあります。
下痢や吐き気を伴い、こちらも脱水症状を引き起こす可能性がありますので、こまめな水分補給が大事になってきます。
悪化すると、点滴なども必要になってきますので迅速に対応するようにしましょう。
ノロウイルスの場合は、市販の薬よりも医師に相談し、処方していただいた薬で対処するようにしましょう。
ノロウイルス
もし風邪をひいてしまった場合は、脇の下や首の周囲、股の付け根の内側など、太い血管が走っている部位に冷たいタオルやアイスノンを置き、体全体の温度を下げるようにしてあげましょう。
また、発熱は体力と水分を消耗しますので、こまめな水分補給を行い、落ち着かせて安静にするようにしてください。
風邪も悪化すると厄介なことに、肺炎や中耳炎を引き起こします。
基本的には自宅で治せますが、長引くようでしたら病院へ連れていきましょう。
もうこれは基本中の基本ですよね。
手洗い・うがいは小さい頃からの習慣にするようにしましょう。
また、水分で口の中を潤すだけでも細菌やウイルスの繁殖を抑える事が出来ますので、帰宅したら水分補給もしてあげてくださいね。
手洗い・うがい
冬の感染症を予防するには
人ごみを避ける
例えば、顔を洗ったり、手を拭いたりするタオルも同じ物をずっと使っていたり、共有して使っていると、そこから細菌が増殖してしまうことがあります。
こまめに取り替えるようにして、清潔に保つようにしましょう。
常に清潔に
体調がいまいちな時や、疲れている時は免疫力も低下していますので、人の多い所にはなるべく行かないようにしましょう。
家でゆっくり過ごしてあげてください。
冬は本当に感染しやすい時期です。
ちょっとしたことで風邪をひいてしまうこともありますので、初期症状が見受けられた場合は、念の為にすぐに病院へ行くのもいいでしょう。
まずは予防することが大切ですので、親子でしっかりと予防し、充実した冬を過ごせるようにしてくださいね。