2017.01.23 Mon 更新

授乳期間中に薬は飲んだらダメ?体調不良でも我慢すべき?

妊娠、出産、育児と忙しい生活を送るママは頑張りすぎて体を壊しがちです。体調不良、風邪を引いた時など、薬に頼りたい時もあるでしょう。しかし母乳育児を頑張っているママは薬を飲むことで赤ちゃんにも影響を与えないか心配になりますよね。授乳期間中の薬について正しい知識を身につけましょう!

授乳期間中の市販の風邪薬について

しかし、いくら母乳から感染はしなくとも、くしゃみや咳などからの飛沫感染は考えられます。
手洗いうがいをしっかりして、常にマスクをつけて赤ちゃんにうつしてしまわないように気をつけましょう。

むしろ母乳には栄養の他にも様々な免疫効果があるので、予防にもなりますし授乳は止めないようにしましょう。
ただしママの体調がどうしても悪い時は無理せず周りの人に助けてもらって休んでくださいね。

赤ちゃんが小さくまだ授乳期間中のママが風邪を引いてしまった!子供にうつさない為にも早く治したいけど風邪薬は飲んでもいいものか、病院は何科を受診したらいいのか、色々焦ってしまうこともあるでしょう。
まずは風邪を引いているのに授乳したら赤ちゃんにうつってしまうのでは?と心配するママもいるかもしれませんが、母乳を通して風邪のウイルスが赤ちゃんにうつることはないので安心して下さい。

授乳期間中に風邪を引いてしまった…授乳は続けても大丈夫?

漢方薬は安全?栄養ドリンクは?

まずは、内科を受診し、授乳中であることを伝えますが、赤ちゃんの月齢や健康状態も一緒に説明することで、医師もリスクの少ない安全な薬を処方してくれるはずです。
また、市販薬を飲みたい場合でも、素人判断せずに一度医師に見せて確認をとってから服用することをおすすめします。

また、風邪薬の中には確かに「授乳中の使用は控えるように」と注意書きされているものもあります。
ママが薬を飲む事で、薬の成分が母乳を通じて赤ちゃんに運ばれてしまうためです。
基本的に母乳に含まれる薬の成分というのは微々たるものですが、赤ちゃんはまだ内臓器官が発達しておらず、薬の影響をダイレクトに受けてしまいがちです。
1回の服用では問題なくとも、毎日飲み続けている内に少しずつ赤ちゃんの体内に薬の成分が溜まり、影響を及ぼさないとは限りません。

授乳中に薬を飲むと副作用の心配や、母乳を通じて赤ちゃんに影響を与えるからと、市販薬を飲まずに病院も受診しないママも多くいるようです。
しかし放置しておく方が、体調の悪化や風邪を長引かせてさらに悪くなってしまうこともあるので良くありません。
まずは医師に相談するのが一番です。

具合が悪くても、授乳中だから…と薬の服用を諦めているママも少なくないと思いますが、授乳中でも飲める薬はたくさんあります。
体調不良を長引かせたり悪化させるよりは、早めに回復できるように医師に相談して薬を処方してもらいましょう。

さいごに

栄養ドリンクの場合は、カフェインを含むものも多くありますよね。
授乳中の滋養強壮と書かれているものや、カフェインレスの栄養ドリンクであれば大丈夫でしょう。
少量のカフェインであれば問題ありませんが、カフェインも一定量以上飲んでいると、赤ちゃんが興奮状態になって眠りが浅くなると言われています。
極力、カフェイン入りの飲み物を飲む場合は授乳後にし、飲んでから次の授乳までの時間を置くように気をつけましょう。

葛根湯などの漢方薬は、自然由来で安全安心なイメージがあるかもしれませんが、体の中に取り込むものなので絶対に安全とは言い切れません。
漢方薬の中にも、授乳中は控えるべきものはありますので、専門の漢方医に相談した方が良いでしょう。

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