歩行器を使うことが出来る目安は、赤ちゃんが1人でおすわりが出来るようになることです。
1人でおすわりが出来るということは、首が座って腰もしっかりしてきたじきだからです。
歩行器っていつから使えるの?
また、歩行器にはいくつかの役割やタイプがあり、歩行のサポートだけでなくテーブルが付いていて食事ができたり、おもちゃが付いていて1人で遊ぶことができたりするものもあり、どんな機能がついているかでその選択肢も広がります。
赤ちゃんの歩行器は、あくまでも赤ちゃんの歩行サポートのためのもので、赤ちゃんの成長を手助けするものです。
しかし、赤ちゃんの成長には必ず歩行器が必要というわけではなく、長時間使用するものでもありません。
赤ちゃんが、立つ、歩くという成長を少しだけサポートしてあげるための育児アイテムの一つだと考えましょう。
歩行器って?
赤ちゃんへの刺激
歩行器を使うメリット
自分で動きたいと赤ちゃんが思うと、ずりばいなどで移動を始めるようになり、筋力が少しずつ鍛えられてくるとはいはい、高ばい、つかまり立ちなどどんどん歩く練習をするようになります。
自分で動けることに喜びを感じる時期ですので、生後6〜7ヶ月ころの赤ちゃんには歩行器を与えてみる事を検討してみるといいかもしれません。
赤ちゃんのおすわりの時期は生後6〜7ヶ月くらいだと言われています。
この頃には段々と体力もついてきてよく動くようになり、周りのものに興味を持ち始めます。
少し遠くにあるものを触ってみたいという欲求がり、自分の興味のあるものの方へ動きたくなります。
機嫌が良くなる
歩行器の中にはテーブルがついているものもあります。
テーブル付きのものであれば、そこにおもちゃを置いて1人で遊ばせたり、おやつや食事をとったりすることができます。
歩行のサポート以外の用途に使うことが出来るので、使い方の幅は広がります。
別の用途に使える
普段寝ていたり座っていたりする赤ちゃんは、視線が低く近くのものばかり見ています。
しかし、歩行器に乗ることで目線が変わり、赤ちゃんにとっては新鮮な刺激になり、脳の発達にもいい影響があると言われています。
昼間行動している時間にたくさんの刺激を受けると、赤ちゃんは疲れて夜しっかり寝てくれるというメリットもあります。
あの場所に行きたい、あれを手に取りたいと赤ちゃんが思っていてもまだうまくハイハイや歩行ができないと思ったように動くことができなくてぐずってしまうこともあります。
しかし、歩行器を使用するとそのストレスと解消することが出来るので、赤ちゃんが機嫌よく遊んでくれるようになります。
歩行器を使うデメリット
歩行器に乗せて遊ばせていると、一人でも機嫌よく待っていてくれることが多いです。
長時間歩行器に乗せて置くことはできませんが、少しの間ママの手を離れてくれるので、家事や食事の間などに利用するとママにとっても役に立ちますよね。
一人遊びが出来る
歩行器での移動は少しの力で行うことが出来るので、通常であればずりばいやハイハイを通じて順に発達していく筋肉や骨格の形成に何らかの影響を与えるともいわれています。
また、股関節が長時間同じ形になるような姿勢でいることも、赤ちゃんの成長には良くないと言われているので、使用する時間にも気をつけましょう。
発達が遅れる可能性
転落の危険性
ストッパーのない歩行器では、赤ちゃんが勢い良く進むと店頭や転落の危険性があります。
また、ちょっとした段差で引っかかって点灯してしまうこともあり、床に置いていたものや家具などに頭をぶつけてしまうなどの事故も報告されていますので、使用する際には周りに障害物の少ない安全な場所で使用しましょう。
長時間は使えない
歩行器に乗せている間に、機嫌がいいからと言って目を離さないようにして下さい、
赤ちゃんは大人が思いもつかない動きをして、危険な状態になることも考えられますので、歩行器に乗せている間も常に赤ちゃんに注意を払うようにしておく必要があります。
常に見ておかないといけない
歩行器に載せるときの注意点
長時間同じ姿勢でいるのは、大人でも大変なことです。
生まれたばかりでまだ身体のしっかりできていない赤ちゃんを、長時間歩行器に乗せたままにしておくと、身体への負担も大きくなりますので、やめましょう。
赤ちゃんにもその時の気分というものがありますので、歩行器に載せると喜ぶからと嫌がっているのに無理やり載せようとはしないで下さい。
楽しく過ごせるときにだけ載せるようにしないと、歩行器自体を嫌がって乗ってくれなくなる事もあります。
また、いくら楽しく遊んでいるからと言って、長時間歩行器に乗せたままにするのではなく、料理をしてい
る間や、赤ちゃんが自由に動き回ると危ないときなど、一時的に利用するようにしましょう。
あくまでも一時的にサポートしてくれるアイテムだと考えて下さい。
歩行器を使う時に、赤ちゃんが動ける範囲をしっかりと確認しましょう。
手の届く範囲に危ないものがないか、口に入れてしまうようなものはないか、段差など転倒の原因になるものはないか、万が一転倒した時に危なくないかなど、細かすぎるほどチェックして下さい。
赤ちゃんは予想の付かない動きをしまうので、十分すぎるくらい気をつけてあげることで事故を防ぐことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
歩行器は必ず必要なものではありませんが、赤ちゃんにとって楽しく過ごすことができ、ママにとっても少しだけでも手を離れるので、うまく活用すると楽しく育児をすることが出来るアイテムです。
たくさんの種類がありますので、周りのママやクチコミ情報などを調べて、どんなものがいいか検討してみてくださいね。