2017.02.04 Sat 更新

どんなものなの?不妊治療の際に服用する「プロゲストン」について

不妊治療を受ける際、「プロゲストン」を服用したことがある人は多いのではないでしょうか。この「プロゲストン」とは、無月経、月経周期の異常など、様々な症状に効果を発揮する黄体ホルモン製剤です。ここでは、この「プロゲストン」についてまとめてみましたので、ご確認ください。

もしこの黄体ホルモンの分泌量が不足すると、子宮内膜が十分に発達でせずに、妊娠しずらくなったりします。
プロゲストンを服用することで、この不足した黄ホルモンを補うことができ、その結果、ホルモン異常が原因で起きている不妊や切迫早産を改善できる可能性が高いんです。

黄体ホルモンは卵巣から分泌され、生理周期における排卵後の高温期を維持します。
また受精卵が着床しやすいように、子宮内膜の状態を整えます。

初めて聞いた人も多いと思います。
先述したように、黄体ホルモン製剤の一種で、黄体ホルモンを補う作用がある薬です。
プロゲストンは、注射で投与するパターンと、経口のタイプがあります。
注射の場合は、即効性は高いです、経口の場合は体への負担は小さく、ゆっくり作用していきます。

プロゲストンについて

プロゲストンの効果について

不妊の原因となる症状に対して効果があるとされています。
主に無月経、月経周期異常、月経量異常、黄体機能不全による不妊症などです。
女性の体内では、女性ホルモンの分泌量が変動することで、生理周期が作り出されています。

生理不順や不妊を改善

先述したようにプロゲストンは、体内で不足している黄体ホルモンを補充することで、生理不順や不妊、さらには流早産への効果を発揮します。
以下で詳しくみていきましょう。

ですが、黄体ホルモンがうまく分泌されないと、生理不順につながり、結果的に不妊にも結びついてしまうんです。
黄体ホルモンが正常に機能しないと、女性ホルモンがうまく分泌されません。
これを、黄体機能不全といい、これも不妊の原因になります。

流早産を予防する

プロゲストンのもう一つの大きな効果は、切迫流産や習慣性流産早産を予防するとされています。
黄体ホルモンには妊娠位維持の作用があり、近年では特に早産のリスクが高い妊婦さん向けに早産予防効果が示されています。
しかし、どんな仕組みで黄体ホルモンが早産を予防するのかはまだ明らかになっていませんので、プロゲストンを投与するのは、黄体機能不全によるものと考えらる、流早産にとどめる、とされています。

副作用について

不妊などに一定の効果があるプロゲストンですが、副作用の可能性もありますので、しっかりと確認しておきましょう。

重大な副作用

・血栓症
・うっ血性心不全
・アナフィラキシーショック(呼吸困難やじんましん等)

その他の副作用

・発疹
・むくみ
・体重増加
・めまい、吐き気
・脱毛、肌のかゆみ

などなどです。中には命に関わるものもありますので、副作用についてはしっかりと覚えておいてください。

プロゲストン服用後は、生理がこないことも

黄体ホルモン製剤でもあるプロゲストンは、子宮内膜を厚くして維持する効果があります。
つまりどういうことかといいますと、排卵はしているにも関わらず、プロゲストンを服用している間は子宮内膜が分厚いため、生理は起こらないんです。

でも安心してください。
プロゲストンの服用をやめると、維持できなくなった子宮内膜が剥がれ落ち、生理は起こります。
生理がまたくるまでは個人差がありますが、一般的には服用をやめてから3~10日後が多いようです。

いかがだったでしょうか。
プロゲストンを飲み始めると、いろんな効果はありますが、副作用ももちろんありますので、よく理解したうえで、使用しましょう。

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