2017.02.13 Mon 更新

離乳食に卵はあげてもいい時期はいつから?黄身と白身は分けた方がいいの?

赤ちゃんも生後6ヶ月を過ぎると離乳食が始まりますよね。大人である私達がよく食べる卵は、いつからあげても良いものなのでしょうか。卵はアレルギーに注意しないといけない食べ物なので心配ですよね。今回はそんな離乳食に卵を使う時の注意点についてまとめました。

卵黄も卵白も、初めての時は固ゆでしたものをつぶして、耳かき1さじ程度をお湯などでのばしてあげるようにしましょう。
食べさせた後2〜3時間経っても蕁麻疹や下痢、嘔吐といった症状がなければ次回からは少しずつ増やしていくと良いでしょう。

卵をあげるときの注意点

卵には卵黄と卵白がありますが、赤ちゃんの離乳食に使える時期はそれぞれ違います。
特に卵白にはアレルギーの原因となるたんぱく質が多く含まれるので、まずは卵黄のみから始めます。

卵の卵黄は、生後7〜8ヶ月を過ぎて、豆腐や白身魚などのたんぱく質に慣れた頃から始めます。
卵の卵白は、卵黄が食べられるようになってから1ヶ月後くらいを目処に始めましょう。

卵というのは栄養価も高く、安く手に入り、消化や吸収にも優れている食品です。
離乳食に使えるようになればレパートリーも増えてとても便利ですよね。
でも赤ちゃんに卵をあげる時に心配になるのが卵アレルギー。
初めて卵を使う時は慎重にいきましょう。

離乳食の卵、初めてあげる時期は?

離乳食であげる卵の量

市販の加工食品を使用する際にも気を付けましょう。
市販のベビーフードや赤ちゃん用おやつに卵が使用されているものはたくさんあります。
全卵が食べられるようになるまでは、原材料の表示をチェックすることを忘れずに。

また、他の食材の時もそうですが初めての時は、平日の午前から午後の早い時間帯にあげるようにしましょう。
万が一の時があっても病院が開いている時間帯であればすぐに駆け込むことができます。

卵黄では問題なくても卵白でアレルギー反応が出たという赤ちゃんもいるようですので、卵黄が大丈夫だったからと卵白をあげる時楽観的にならないように注意してくださいね。

卵を調理する際は、新鮮な卵を使用し、完全に火を通すように固ゆでを心がけてください。
卵にはサルモネラ菌が多く付着していて、このサルモネラ菌は食中毒の原因にもなり得るので、赤ちゃんには生卵はもちろん、半熟卵や温泉卵も危険です。

離乳食後期(9〜11ヶ月頃)

この時期は卵黄のみを使用しましょう。
初日は耳かき1さじ分、その後アレルギー反応がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。
お湯でのばしたり、お粥に混ぜて食べさせるのがおすすめです。
卵黄が問題なく食べられるようになって1ヶ月を過ぎたら卵白もあげてみましょう。
こちらも卵黄と同じく耳かき1さじ分から始め、徐々に量を増やしていきます。
小さじ1程度の量が食べられるようになれば全卵に切り変え、全卵1/3個分が食べられるようになるのが目安です。

離乳食中期(7〜8ヶ月頃)

溶き卵にしてオムレツや卵とじなど、料理の幅が広がりますが半熟にならないように火をきちんと通すように気をつけましょう。
全卵1/2個分くらいを目安にしていきましょう。

食中毒予防のためにも、2歳になるまではしっかりと火を通した卵をあげるようにしましょう。
全卵1/2〜2/3個分が目安量になります。

離乳食完了期(1際〜1歳6ヶ月頃)

さいごに

卵に限らず、どの食材でも初めてあげる食材はアレルギー等の心配がつきものですよね。
アレルギーが心配なのはどの親も同じですが、いつまでも先延ばしにしていても食べられるか判断はできないので、赤ちゃんの体調の良い時に少しずつ進めていくようにしましょう。

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