2017.02.19 Sun 更新

子供も便秘になるの?その原因や症状について。解消法はある?

何日も出せなかったり硬くて出すのが辛かったり、便秘になると大人でも辛いものです。 しかし、この辛い便秘は実は大人だけがなるものではなく、子供にもよく起こる症状なんです。 でも、子供はなぜ便秘になってしまうのでしょうか?その症状や解消法、予防法はあるのでしょうか? そこで、今回は気になる子供の便秘についてまとめてご紹介いたしますので、参考にしてみてください。

子供が便秘になる原因って?解消法は?

便秘のときのうんちは、小さなコロコロとした状態なことが多いです。
また、コロコロしていなくても触ってみて固くなっている時には便秘の兆候だと考えて下さい。
子供に不機嫌な様子や苦しそうな様子がなくても、数日間うんちが出ていないときやうんちが硬くて出すのを痛がっている時には気をつけてみてあげて下さい。

何日うんちが出ていなければ便秘というような基準はありませんが、子供の便秘の場合にはうんちの水分が少なくて硬くなり、なかなか出せないような時には便秘だといえます。
うんちがなかなか出せないので、おなかの中にたまって張ったような感じになったり、おなかが痛くなったりします。
また、症状が重いと吐き気を感じるときもあるようです。

便秘の時にはどんな症状が出る?

<水溶性食物繊維を多く含む食材>
・海藻類(昆布、ワカメ、もずくなど)
・こんにゃく
・熟した果物類(アボガドなど)
・粘り気のある野菜やきのこ類(オクラ、なめこなど)

食物繊維位は「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があります。
水溶性食物繊維は水分を含んでゲル状になり、便の水分量を増やしてくれますので、柔らかく出しやすくなります。
不溶性食物繊維は消化されないまま大腸まで届き、便の量を増やして腸を刺激してくれるので便意が起こ励安くなります。

うんちは食べたものが消化されて排泄されるものなので、普段の食事の内容が大きく影響します。
食生活が偏っていて肉類、洋菓子、スナック菓子、ファーストフードを食べる機会が多いと便秘になりやすいと言われています。
便秘を予防・解消するためには食物繊維を多く含む食品を摂るようにしましょう。

日頃の食事

子供の便秘の原因は、大きく分けると日頃の食事の内容と精神的な問題の2つにわけられます。

子供のプレッシャーを減らしてあげるためにも、トイレトレーニグ中に失敗してしまっても不安を和らげるような声をかけてあげて下さい。
安心感を持ってトイレトレーに具に取り組むことで、便秘が解消されることがあります。
幼稚園や学校でうんちをすることが恥ずかしいと感じている時には、家でゆっくりとトイレに行ける時間を確保してあげて下さい。
朝起きてからいっぱいの水を飲み、余裕を持って朝ごはんを食べて、自然に家で出せるように焦らずに便意を待てる時間があることで、安心して子供がトイレに行けるようになります。

子供はトイレトレーニングの時期や入園・入学のタイミングで便秘になりやすいと言われています。
トイレトレーニグ中は失敗したらお個慣れるかもしれないという不安を感じやすく、入園・入学のタイミングではうんちをするのが恥ずかしいと感じることでうんちを我慢して便秘になってしまう事が多いようです。
うんちを我慢してしまうと水分が吸収されて硬くなり、余計に便秘が悪化してしまいます。

精神的な問題

<不溶性食物繊維を多く含む食材>
・葉物野菜(モロヘイヤ、アシタバなど)
・きのこ類
・豆類(インゲン豆、大豆、グリーンピースなど)
・ドライフルーツやナッツ類
・オートミール

子供の便秘で病院に行ったほうが良い?

薬に頼るのは不安かもしれませんが、身体の小さな子供にとって便秘は想像以上に大変なものです。
まずはしっかりと毎日うんちが出せることが大切です。
病院によっては漢方薬を処方してくれることもありますので、医師に相談する時にどういう薬でどういう効果のあるものなのかをしっかりと親御さんが把握しておくのを忘れないようにして下さい。

食事や生活習慣を改善してもどうしても便秘が解消しない時には、小児科に相談してみましょう。
うんちを柔らかくする薬や腸を刺激する薬などをその子供に合わせて処方してくれます。

ランキング

ページトップへ