2017.02.21 Tue 更新

ずっと抱っこしているから?育児中のママが腰痛になる原因と予防方まとめ

赤ちゃんが生まれてから、慢性的に腰が痛いというママは多いようです。腰痛になる原因にはいくつか考えられますが、日々の体の使い方に原因があるのかもしれませんよ。原因を理解して、しっかりと腰痛の原因を解消、予防していきましょう!

妊娠中や産後の体勢や、日常的な過ごし方が原因で体のバランスが崩れてしまい、骨盤が元の位置に正しく戻らなかった場合、腰痛の原因になり得ます。
育児を頑張りすぎて無理をしているママがよく腰を痛める原因です。
そうは言ってもいられないかもしれませんが、産後は体のバランスを整えるために無理をせず、周りの人に助けてもらえるようにするのが最善です。

骨盤は妊娠・出産をきっかけに広がり、産後3〜4ヶ月かけて元に戻ってきます。
そのため、出産後しばらくは骨盤がゆがみやすい状態にあります。

骨盤のゆがみ

赤ちゃんが生まれてからというもの、腰を痛めてしまうママはとても多いです。
安静にしていればいいものの、赤ちゃんのお世話や家事なので、休むことのできないママには難しいですよね。
まずは腰痛になってしまう原因をみていきましょう。

育児でママが腰痛になってしまう原因とは

抱っこ

一見無関係に思えるストレスと腰痛の関係性ですが、精神的な負担や不安というものは、腰痛につながることがあります。
産後の体力低下や、夜中の授乳での睡眠不足、慣れない育児の毎日の中でストレスが溜まっていき、筋肉が緊張した状態になり、血行の巡りが悪くなってしまいます。
また、生活リズムが崩れて自律神経が乱れていることも考えられます。
その結果として、腰に関わらず体の節々が痛くなったりしてしまうことがあります。

ストレス

育児中には、今までにない姿勢を取ることが多くなりますよね。
赤ちゃんの授乳やオムツ変えなどのお世話をする時、前屈みになりがちです。
その体勢が癖になり、ゆがみが体に負担をかけて腰痛になってしまうことも。
産後に骨盤が広がりゆがみやすい状況に加え、育児中の無理な体勢がさらなる腰痛を引き起こしてしまいかねません。
授乳やオムツ替え、沐浴などで、前屈みになりそうな時は、なるべく背筋を伸ばして腰に負担がいかないように心がけると良いですよ。

前屈みな姿勢

様々な腰痛の原因がありますが、子育てというのは普通に生活するだけでも腰に負担がかかってしまうものです。
育児に休みはありませんので、普段の生活の中で腰痛を改善するための対策を取っていきましょう。

腰の痛みを改善する方法と予防法

育児中に腰痛になる原因として最も考えられるのが、赤ちゃんの抱っこです。
産後すぐは3kg前後の赤ちゃんですが、1歳ともなると10kg近くまで成長します。
毎日抱っこしていると慣れてそこまで感じないかもしれませんが、赤ちゃんを抱えたまま移動したり、無理な体勢を取ろうとして腰に負担がかかってしまっています。

まずは食生活を見直すことから始めましょう。
たんぱく質、カルシウム、ビタミンDなどは産後の体に不足しがちなものも含めて、体の骨や筋肉を作るためにも必要なものなので、日頃から意識して補っていきましょう。

最後に、赤ちゃんのお世話をする時の姿勢を意識してみてください。
抱っこや、授乳時に前屈みになっているママは、なるべく背筋を伸ばすようにしましょう。
赤ちゃんを抱きかかえる時も、腰だけ折り曲げて抱っこせずに、膝を曲げて子供を抱きかかえてから立ち上がるようにすると、腰への負担がかなり軽減されますよ。

また、酷い腰痛の場合は安静にするのが一番ですが、予防のためにも腰周りの筋肉をほぐすために軽いストレッチや運動はとても効果的です。
ジムやプールなどは子供がいるので行けなくても、家の中で軽く運動するだけでも効果はありますよ。

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