2017.02.22 Wed 更新

寝ている間も大暴れ!子供の寝相が悪い原因は?風邪をひかせないための対策は?

子供と一緒に寝ていると、蹴られたりパンチが飛んできたりすることがありびっくりしてしまいます。 起きた時には180度回転していたなんて言うこともありますよね。 何度も布団をかけなおしてもすぐに蹴ってしまって、風邪を引いてしまった…なんていう事もありこまってしまいます。 そこで、今回は子供の寝相が悪い原因と対処法についてご紹介いたします。

身体の表面が熱く感じることで、布団を蹴り飛ばしたり涼しい場所を探してゴロゴロしたり動き回る用になるのです。
寝相が悪いのも、成長ホルモンがたくさん分泌されている証拠なのです。

子供の身体は睡眠中にたくさんの成長ホルモンを分泌しています。
すこやかな成長には欠かせないこの成長ホルモンは、身体の深部体温が低いと多く分泌されるのが特徴です。
身体の深部体温が下がるということは、その分外に熱を放出させるために、身体の表面体温は高くなるのです。

成長ホルモン

寝ている間も動きまわる子供。
でも、何でこんなにも寝相が悪いのでしょうか?

子供は何で寝相が悪いの?

個人差があるのでハッキリとはいえませんが、成長するにつれて少しずつ寝相が良くなっていくことが多いようです。
小学校高学年〜中学生くらいになればほとんどの子の寝相が落ち着いてくると言われれています。
この頃には睡眠のサイクルは整っていますし、成長ホルモンの分泌も少しずつ緩和されてくる時期です。

子供の寝相が悪いのっていつまで?

大人はレム睡眠とノンレム睡眠が半部ずつくらい90分ほどのサイクルで繰り返されますが、子供のうちは、ノンレム睡眠に比べてレム睡眠の割合が多いので、大人に比べて寝返りの回数も多くなり寝相が悪くなってしまうのです。

人間は、身体は休んでいるけど脳は活動している状態の「レム睡眠」と、身体も脳も安いんでいる状態の「ノンレム睡眠」を交互に繰り返しています。
夢を見る、寝言を言う、寝返りを打つなどの睡眠中の動きは、レム睡眠の時に起こると言われています。

睡眠サイクル

寝相が悪い子への対策は?

ゴロゴロ寝返りを打つ子供を見て、おとなしく寝て欲しいと思うママも多いかと思いますが、実は寝返りは子供にとってとても大切なんです。
長時間同じ姿勢で寝ていると、筋肉が凝り固まってしまうので寝返りでそれを防いでいるのです。
また、毎日成長する子供の骨を矯正してくれたり、身体が歪むのを防いでくれたりしています。

寝返りは子供にとって大切

子供にとって寝返りが大切なものであることはわかって頂けたかと思いますが、布団を蹴ってゴロゴロしてしまうと冷えて風邪をひいてしまわないか心配なります。
また、ベッドに寝かせているときなどは落ちてケガをしてしまう危険性もあります。
そこで、子供の冷えや落下防止のための対策についていくつかご紹介いたします。

寝ている時に格好を見直す

パジャマの上から着せるだけで寒さ対策ができます。
秋冬用に暖かい素材のものだけでなく、春夏にも使えるサラッとした素材のものもあります。
素材だけでなく長さや袖のありなしなどたくさんの種類がありますので、でうまく活用しながら子供の冷えを防いであげましょう。

スリーパーを活用する

子供は基本的に大人より体温が高いので、着せ過ぎには注意しましょう。
寝ている時に首の後ろや背中などに汗を書いている状態は、子供が熱いと感じているということなので着せ過ぎです。
季節に合わせてうまく調整して上げてください。

スリーパーを嫌がってきてくれない子供には、パジャマ自体を温かい素材に変えるのもオススメです。
フリースやキルティング素材のものにすれば、パジャマだけでもある程度暖かさを保ってくれます。
動き回っている内におなかが出てしまうのを防ぐためには、腹巻きをしてあげるのもいいでしょう。

暖房は避ける

子供が布団から出てしまっても冷えないように、暖房を常につけているという家庭もあるかもしれませんが、あまりオススメできません。
乾燥してしまわないように加湿器を一緒に使用していたとしても、どうしても乾燥しやすくなるので、喉を傷めて風邪をひいてしまうこともあります。

身体の小さな赤ちゃんのうちは、柔らかい素材のベッドガードで赤ちゃんを囲ってあげることでベビーベッドの柵などにぶつかって痛そうという事もなくなります。
もう少し大きくなるとベッドガードも寝返りで乗り越えていってしまいますので、ベッドの端に柵を付けることで寝ている間の落下を防ぐことができます。

ベッドからの落下対策

暖房を使用する時にはタイマー設定などで、30分〜1時間程度で切れるようにしておきましょう。
朝起きやすいように、起きる時間の30分ほど前から部屋を温めて置くのもいいでしょう。

まとめ

また、寝ている間にベッドから落ちてしまうことが心配な時には、いっそのことベッド自体をやめてしまうというのも1つの手です。
布団や低いベッドにしておくと、もし布団をはみ出してしまったとしても怪我してしまう心配がないので安心です。

子供の寝相がわるいのは成長の証として、ある程度自由に動くことが出来るようにしてあげて見守ってあげましょう。
でも、風邪をひいたりケガをしたりしては本末転倒なので、ママやパパがしっかりと安全対策を取ってあげてくださいね。

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