2017.02.24 Fri 更新

赤ちゃんの便秘を離乳食で解消!どんな食べ物を当てるのが良いの?

赤ちゃんはまだ消化器官も未発達なのですぐに便秘になってしまいます。 離乳食が始まると、今までの食生活と変わるのでうんちが固くなってでなくなってしまう赤ちゃんも多いんです。 うんちは食べたものが元になって作られるので、離乳食のメニューを工夫して便秘を解消してあげましょう。

離乳食の後期になると、必要な栄養の半分以上を離乳食からとるようになります。
でも、赤ちゃんによっては食べる量が少なかったり栄養バランスが偏ったりすると、かさを増やして柔らかく出やすくしてくれる食物繊維や水分が不足するので、便秘になりやすくなります。

食べる量が少ない

赤ちゃんの便秘の原因

離乳食がスタートする生後6ヶ月位になると、赤ちゃんはある程度の量のうんちをためてから出すことが出来るようになります。
ためてから出すということは、今までに比べてはうんちの回数が少なくなりますし、離乳食によって食生活が変わるため赤ちゃんの身体が対応しきれずに便秘になってしまうのです。

離乳食の時期の便秘

また、離乳食の進み具合と卒乳を考えて母乳からミルクに切り替えると、母乳に比べるとミルクは消化が悪いので赤ちゃんが飲みなれていないと便秘になってしまうことがあるようです。

・3日以上うんちが出ていない
・おしっこの量や回数が少ない
・おなかがパンパンになっている
・母乳やミルクを与えても機嫌が悪い

しかし、離乳食を食べているからと言って、母乳やミルクの量を減らしてしまうママも多いようです。
そうすると栄養だけでなく水分が不足してしまい、便秘になる可能性があるのです。
次のような時には水分不足で便秘になっている場合もありますので、母乳やミルク以外にも白湯やお茶などを与えてあげてください。

離乳食を始めた頃や中期は、まだまだ母乳やミルクから大半の栄養を摂っています。
この時期は、母乳なら欲しがるだけあげて問題ありませんし、ミルクの場合でも初期は欲しがるだけ、中期でもミルクの種類にもよりますが1日3回程度は必要だと言われています。

母乳・ミルク不足

便秘解消のための離乳食

運動不足になると、腸の動きが鈍くなって便秘になることがあるようです。
うまく誘導してあげながらハイハイをさせたり、足を持って動かしてあげたりしましょう。
成長するにしたがって必要な運動量も増えてきますので遊びの中でうまく身体を動かす機会を増やして上げてください。

運動不足

オススメの食材

【バナナヨーグルト・りんごヨーグルト】
妊娠初期の後半から食べられるメニューです。
つぶしたバナナやすりおろしたリンゴとヨーグルトを混ぜるだけの簡単レシピです。
ヨーグルトは色々な物と相性が良いので、かぼちゃやさつまいもでも作ることが出来ます。
ヨーグルトは乳アレルギーの原因となることもあるので、初めはほんの少しだけ与えて様子を見てください。
問題がなさそうなら、少しずつ量を増やしていきましょう。

おすすめレシピ

便秘解消のためには、食物繊維を豊富に含んだ食材がオススメです。
バナナ、りんご、かぼちゃ、さつまいもなどは食物繊維も豊富で、潰したりスリオモしたり加工がし易いので、離乳食を作るのににも向いています。
特に、果物には果糖が含まれているので、うんちを出しやすくしてくれます。

【ヨーグルトボール】
手づかみ食べが始まることにオススメのメニューです。
さつまいもやかぼちゃを茹でたりレンジに掛けたりして柔らかくしてつぶします。
そこにプレーンヨーグルトを大さじ1程度混ぜ、赤ちゃんが食べやすいサイズに丸めます。
みじん切りした野菜を混ぜたり、使う食材を変えても作ることが出来ます。

【コーンフレーク】
離乳食中期以降にオススメのメニューです。
食物繊維が豊富でうんちの量を増やしてくれます。
砂糖のかかっていないプレーンなコーンフレークに暖めた牛乳を合わせて柔らかくし、その後粗熱をとってすりつぶせば完成です。
離乳食が進んできたら、すりつぶさずに与えてもOKですが、1歳を過ぎるまでには牛乳は加熱したものを使うようにしましょう。

まとめ

便秘になると、大人だけではなく赤ちゃんでもとても苦しく感じます。
離乳食でうまく食物繊維を多く含んだ食材を取り入れながら、母乳やミルク以外でも水分を補給してあげることが大切です。
便秘がひどくなると、離乳食での対策や水分補給では解消されないこともあります。
その時には早めに小児科などかかりつけのお医者さんに相談してください。
便秘が解消されると、赤ちゃんもご機嫌で過ごせるようになりますので、ママが気をつけてあげてくださいね。

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