塩っからいものを食べたくなる、または食べれなくなる
これは1番聞くと思います。
酸っぱい物が欲し時が続くと、妊娠かも!?と思った人も多いと聞きます。
酸っぱいものとは具体的には、梅干しをはじめ、トマトや柑橘類、飲料では炭酸系などです。
実際に味覚は、酸味、塩味、甘味という順序で変化していくそうです。
酸っぱい物が欲しくなる
では妊娠すると、味覚がどのように変化していくのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。
妊娠中の味覚の変化について
口の中を苦く感じてしまう妊婦さんも多いようです。
苦く感じてしまうことで、水も飲めないという人もいるくらいです。
また自分の唾液が気になったり、口の中が乾燥すると感じる方も非常に多いです。
口の中が乾燥する
甘みに関してもケーキやあんこなどが欲しくなる方もいます。
逆に今まで普通に甘いものを食べれていたのに、食べると戻してしまったという人も多いです。
甘いものを欲するまたは食べられなくなる
例えば某ファーストフード店のポテトが無性に食べたくなったり、逆に今まで普通に食べれていた物を、しょっぱいと感じてしまったりします。
塩味は妊娠後期に食べる量が増え、後期に低下する方が多いようです。
味覚が変化する原因
味覚が変化する以前に、そもそも味覚を感じなくなったという人もいます。
何を食べても味覚を感じず、食欲も落ちてしまったという人は珍しくないです。
そもそも味覚を感じない
ではなぜ味覚は変化するのでしょうか。
実はまだ、はっきりとした原因は分かっていないんです。
ただ幾つか考えられる理由はありますので、紹介していきます。
ホルモンバランスの影響
妊娠すると血液量が増えますので、体に必要な塩分量は相対的に増加します。
また、つわりが落ち着いてくる妊娠中期に、摂取カロリーが増える傾向にありますので、これも味覚に影響しているにではないかと、言われています。
塩分やカロリー増加によるもの
亜鉛不足
ホルモンバランスが乱れることで、自立神経に影響を及ぼしますし、知覚を鈍くする作用があるプロゲステロンによる卵胞ホルモン受容体が減少することで、味覚機能が低下するとされています。
亜鉛不足でも味覚は変化します。
しかも厄介なのが、亜鉛不足は胎児への影響も考えられます。
亜鉛が不足することで、胎児の知能発達障害や、奇形児、未熟児など様々なリスクが高まります。
亜鉛不足は、インスタント食品の食品添加物を多く摂り過ぎると吸収が妨げられていましますので、注意しましょう。
薬の副作用
妊娠中の味覚の変化は、多少しょうがないような所もあります。
でも、今まで気にならなかった味やにおいに敏感になってしまうのは辛いですよね。
自分でもびっくりするくらい、食べれたものが食べられなくなったり、またその逆もありますが、味覚は変化します。ただこの変化は妊娠中だけですので、上手に付き合うようにしましょう。
最後に
なにかしらの薬を服用している方は、その副作用から味覚が変化してしまうことはあります。
味覚に変化が起こったら、その薬の副作用を念の為に確認致しましょう。
もしかしたら、「食事に対する味が変わったと感じることがあります」といったような表記がされているかもしれません。