2017.03.11 Sat 更新

妊娠の「安全日」「危険日」っていつ?気になる計算方法についてまとめました

「安全日」「危険日」という言葉は、男女のお付き合いをする年齢になると一度は聞いたことがあるであろう言葉ですね。 ですが、この安全日と危険日がいつ頃なのかきちんと把握している人は少なく、あやふやになってしまいがちです。 そこで、今回は「安全日と危険日の計算方法」についてご紹介します!

安全日はいつ?

危険日は「排卵日の前後1週間」だとされていますが、生理周期が安定していないと排卵時期の計算にずれが出てしまい、正確な危険日が分かりません。
生理周期や排卵周期は個人差の強いものなので、人によって不規則だったり規則的だったり様々です。
「排卵日の前後1週間」は目安として認識しておいてくださいね。

危険日はいつ?

そもそも「安全日」や「危険日」という言葉は、「性交をしても妊娠する可能性が低い日=安全日」「妊娠する可能性が高い日=危険日」という視点からできた言葉です。
よく耳にするこの「安全日」「危険日」はいつなのでしょうか?

妊娠の「安全日」「危険日」っていつ?

基礎体温表

妊娠の危険日・安全日は排卵のタイミングによるので、計算で排卵日を予測します。
周期が安定していないと排卵日がずれてしまい、正確な排卵日を特定できないので、安全日と危険日を計算して算出しても参考程度にとどめておいてくださいね。
安全日と危険日の計算方法は以下の通りです。

安全日と危険日の計算方法

「安全日」は排卵時期ではない日のことを指します。
安全日は避妊しなくてもも妊娠しないと勘違いされがちですが、妊娠はします。
子どもを望んでいない場合は、しっかりと避妊するようにしてくださいね。

オギノ式

尿に含まれる「黄体形成ホルモン(LH)」の濃度を測って、排卵直前に起こる「LHサージ」という現象を確認して、排卵日を予測します。
検査薬の種類によりますが、陽性反応が出た24〜48時間後に排卵が起こるとされています。
不妊治療でも使用されることのある排卵検査薬は、確実に排卵のタイミングを知りたいという方におススメですよ。
また、基礎体温表とあわせてチェックすると、さらに正確さを増すと言われています。

排卵検査薬

毎朝、寝起き直後に基礎体温を測り、基礎体温の変化を見て排卵日を計算します。
基礎体温とは、5~6時間以上就寝して目覚めた後、体を起こす前の安静にしている状態で測定した体温のことを指します。
正常な1つの生理周期の中で基礎体温は体温の低い「低温期」と体温の高い「高温期」に分かれます。
この「低温期」の中で体温が一番下がるタイミングで排卵が起こり、「高温期」に入れば排卵は終わったというサインだとされています。

大正時代に発表された民間の懐妊法です。
女性の排卵期は、「次回の生理予定日の12~16日前の5日間」という、シンプルな計算方法です。
生理周期が安定している人は特定できますが、安定していない人には向いていない方法ですね。

元助産師の「福さん」がインターネット上で公開した、自己内診による排卵日特定法です。
子宮口の位置や状態、おりものの変化をチェックして排卵日を予測します。
実際に自分の指を膣内に入れ、自分でおりものや子宮口の状態を確認して、妊娠しやすい時期かどうかを調べます。

福さん式

いかがでしたか?
排卵のタイミングは、女性の体調やホルモンバランスによって左右されるので、危険日・安全日は参考にしかなりません。
危険日・安全日にこだわらず、妊娠を希望していないカップルはちゃんと避妊をするようにしてくださいね。

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