2017.03.25 Sat 更新

何が原因なの?どんなリスクが有るの?低出生体重児について

赤ちゃんが健康に生まれてきてくれるだけで嬉しいとはいえ、少し小さめだと多少気になりますよね。特に低出生体重児と診断された場合には、これからのことや色んな不安を感じると思います。そこでここでは、低出生体重児にについて、その原因などについてまとめて見ましたので、参考にしていただけると幸いです。

低出生体重児になる原因

今日本では、全体の国内出生数は減少しているのですが、一方低出生体重児の割合は、増加していってるんです。
これには色んな理由が挙げられますが、主に不妊治療の影響で、双子や三つ子の赤ちゃんが増えたこと、医学の進歩で今まで救えなかったような、超低出生体重児の赤ちゃんの命も救えるようになったことだと言われています。

基本的には、低出生体重児の多くは早産で生まれた赤ちゃんです。
しかし中には、妊娠期間は十分にも関わらず、子宮内での発育不全の影響で、低体重になることもあるんです。

一般的に未熟児とは、生まれた時の体重が、2,500g未満の赤ちゃんのことを言います。
中でも、1,500g未満の赤ちゃんを”極低出生体重児”、1,000g未満の赤ちゃんを”超低出生体重児”と呼言います。
これまでは、それらを全て総称して”未熟児”という呼称が使われていましたが、これでは細かい分類が分からないのと、誤解を生みやすいということかで、出生体重で呼び名が分けられるようになりました。

低出生体重児とは

妊娠中の喫煙、飲酒は良いことはないので、是非やめていただきたいです。
赤ちゃんはお母さんのへその緒の血管を通して、日々栄養をもらっています。
ですので、お母さんが喫煙や飲酒をしてしまうと、母体の血管が収縮し、赤ちゃんに十分な血液が送られなくなり、赤ちゃんは栄養不足になってしまいます。

喫煙や飲酒

もともと血圧が高い方や、高齢初産の方が、妊娠後期にかかる可能性が高い一つの病気です。
胎盤の血管に圧力がかかってしまい、赤ちゃんに十分な栄養が送れなくなるため、赤ちゃんの成長が妨げられることで起こっています。

妊娠高血圧症候群

原因は様々ですので一概には言えませんが、考えられる事柄を以下にまとめていますので、ご覧ください。

しかし最近は、出産後にすぐに体型を戻したい、妊娠中も体型をんるべく維持したい、もっと痩せたいなどの願望が強い方が多く、妊娠中の体重増加を嫌い、食事制限をする方もいるそうです。
そうするとどうなるか、分かりますよね。

妊娠中、標準的な体重の方は、妊娠前の体重から7~10kgは増えても特に問題ないとされています。
むしろ、先述したように赤ちゃんに栄養を送っていますので、自分自身も体力をつけておくべきなのです。

過度なダイエット

特に喫煙は、血液中の酸素を奪ってしまうので、赤ちゃんが低酸素状態になり、最悪脳の発育に影響が出る場合があります。
妊娠中の方で、禁煙、禁酒できていない方は早めの対処をするようにしましょう。

赤ちゃんにとって栄養不足に繋がりますので、食事制限や過度なダイエットなどは、行わないでください。

もし生まれた赤ちゃんが2,000g前後だったとしても、正産期に入ってから生まれた赤ちゃんでしたら、すでに体の機能はほぼ完成していますので、その後の成長には問題ありません。
心配なのは、正産期の前に生まれた赤ちゃんです。
免疫力が弱いので黄疸が出やすく、重度の感染症や合併症を起こしやすいです。

低体重児のリスク

いかがだったでしょうか。
赤ちゃんの成長は、各家庭での成長過程はありますので、仮に低出生体重児だったとしても、まずは成長を長い目で見守りるようにしてあげましょう。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ