運動不足
妊娠中に食べ過ぎて体重が増えすぎたりすると、お腹が大きくなりすぎてしまいます。
赤ちゃんへの栄養供給も増えるため、大きく成長して難産になってしまうこともあるでしょう。
妊娠中に増える体重の目安は、体形にもよりますが5kg~12kgで、1ヶ月で増えるペースは1kg以内です。
そのため、妊娠中は体重管理をしっかり行い太り過ぎや運動不足に充分注意するようにしましょう。
食べ過ぎ
産後にお腹がたるんでしまうのは、膨らんでいたお腹が一気にしぼんでしまうのが理由です。
妊娠中は約10ヶ月かけてお腹は大きくなっていきますが、出産と同時に一気にしぼんでしまうため、伸びた皮膚がたるみやすくなってしまいます。
妊娠中から注意が必要!?
産褥期にやっておきたいお腹の戻し方
逆に言えば、何もケアをしなければ、伸びた皮はそのままの状態で定着してしまう可能性があるということです。
産後は赤ちゃんのお世話で頭がいっぱいの状態になりやすいですが、自分のお腹もしっかりケアすることで、伸びた皮を少しずつ戻しやすくしていきましょう。
産後にすっかりたるんでしまったお腹の皮を見ていると、もう一生戻らないのでは…と不安に思ってしまいますよね。
しかし、しっかりケアしてあげることで、伸びきった皮は少しずつ戻っていくようになります。
伸びてしまったお腹の皮は元に戻るの?
妊娠初期はつわりのケアや流産を防ぐためにも安静に過ごす必要があります。
ただし、その時に安静癖がついてしまい、安定期や妊娠後期に運動不足が続くと、脂肪が付きやすくなってしまいます。
脂肪がついたままの状態になると、赤ちゃんを出産してもポッコリとしたお腹のままになってしまうため、お腹の皮膚が戻りにくくなってしまいます。お腹を妊娠前の状態に戻したい場合は、1日30分ほどでも構わないので歩いたり運動をしたりして脂肪をつけすぎないようにしましょう。
そのほか、骨盤ベルトを装着できるようになったら、骨盤体操も取り入れてみてはどうでしょう。
立った状態で脚を肩幅に開き、時計回り、反時計回りと腰をグルグル回すだけでも変わってきますよ。
余裕があれば、運動不足を解消するためにも、室内でできるストレッチや筋トレを習慣化してみましょう。
育児のちょっとした合間にすぐできますし、猫背を改善しやすくなるので、お腹を戻しやすくなります。
産後6週間~8週間は、産褥期と言って安静に過ごす必要があります。そのため、脂肪燃焼のために運動することはできませんが、お腹の皮膚をケアすることは可能です。
産褥期中は、お腹の皮膚をできるだけ保湿するようにしておきましょう。
妊娠線を予防するクリームが残っている方も多いと思いますので、お風呂上りにしっかりとお腹に塗って、皮膚が乾燥しないようにしてください。
産後にたるんでしまったお腹を戻すには、時期によってやるべきことは異なります。
まとめ
産後のお腹のたるみは、妊娠中から予防することができますし、産後もしっかりケアすることで少しずつ戻していくことができます。
産後の時期によってできるケアの範囲は異なりますので、体調を見ながら少しずつ取り入れて行きましょう。
産後のお腹はケアしてあげればあげるほど回復が早くなりますよ。