2017.04.04 Tue 更新

いつおぼえる?正しい鉛筆の持ち方はクレヨンから!

ふと字を書いているの子どもに目を向けると、鉛筆の持ち方がおかしい!なんてことありませんか? いつの間にか子どもは間違った鉛筆の持ち方を覚え、それが癖になってしまったりします。癖になってから 直そうとしても、そう簡単にはいきません。そもそも何で正しい持ち方でなくてはいけないの? 鉛筆を正しく持つことで得られるメリット、正しくない場合のデメリットなど詳しくまとめました。

間違った鉛筆の持ち方と比べて真逆のいいことがあります。
不自然な力が入らず、形の整った綺麗な文字を書くことができるようになり、長時間書いても手が疲れません。
指に負担がかからないと、姿勢も良くなります。勉強にも集中でき、学習意欲が出て学力も向上します。
断然正しい持ち方を選びたいですよね!

正しい持ち方をすることでこんないいことが!

悪い姿勢で文字を書き続けることで、手や腕、肩、目など様々な場所がとても疲れやすくなり、視力の低下にもつながってしまう可能性があります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、学校で勉強をしている時間はとても長いので全くありえない話とは言えません。

鉛筆がスムーズに動かないため、形の整った文字が書けない、ゆがむ。
手に力が入らないため、筆圧の強い文字が書けない。短時間書いただけで手が疲れ、痛くなるため、集中力も長続きせず学習意欲が低下。
自分が書いた文字が読みづらく、目を机に近づけるようになるため姿勢も悪くなってしまいます。

間違った鉛筆の持ち方をしていると・・・

すでに間違った持ち方をしていたらどう直せばいいの?

お子さんがクレヨンを持つようになったら、その時から正しい鉛筆の持ち方を教えたほうが、間違った持ち方をする可能性が低くなります。
あまりこだわらせたくないという気持ちもあると思いますが、幼い頃からの心がけが大切なのです。

正しい鉛筆の持ち方は、親指と人差し指で鉛筆を持ち、残りの手で鉛筆を支えます。
中指が鉛筆軸の中心に来ることはありません。クレヨンを使う時に多くの子どもたちが中指をクレヨンの軸において絵を描いています。
この持ち方でクレヨンを使っても特に問題なく絵を描くことができますが、細かい描写や文字を描くようになるとこの持ち方はとても不便です。

実は、鉛筆を持つようになってから正しい持ち方を覚えるのでは少し遅いんです。
鉛筆を持つ前に子どもはまずクレヨンなどを使って絵を描くことがあるでしょう。
その時に間違った持ち方をしていると、鉛筆の持ち方も間違ってしまう可能性が高くなってしまいます。

正しい鉛筆の持ち方はクレヨンを使う時から覚える

まずは、正しい持ち方を知ること。そして、毎日コツコツ実践することです。
最初から無理するとそれがストレスになってしまって、せっかく直そうと決意したのに諦めてしまうきっかけになってしまいます。
1日○文字から!と目標を決めて、実践してみましょう!
今では、正しい持ち方を覚えるための便利グッズなども販売されています!

間違った鉛筆の持ち方の直し方。

間違った持ち方が癖になっている場合、直すのはそう簡単ではありません。
まずは本人に「直したい!」という気持ちがなければとても時間がかかるでしょう。上記であげたようなメリット・デメリットを子どもに話してみても、あまりピンとこないかもしれません。
しかし、将来的なことを考えると子どものうちに直しておいたほうがメリットは大きいです。しっかり話をしてあげて、子どもを「直したい!」という気持ちにさせましょう!

子どもに限らず、大人になっても鉛筆の持ち方が間違っている人はたくさんいます。
これを機にもう一度自分の持ち方についても見直してみて、親子で楽しくトレーニングしてみてははいかがでしょうか?

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