2017.04.03 Mon 更新

これってただの癖?赤ちゃんの首振りの原因って何?

成長していくと赤ちゃんは首を左右にブンブン振りだすことがあります。何の前触れもなく急に振りだしたら驚きますし、何かの病気なのでは? と不安になってしまうかもしれません。首振りのほとんどが癖でどの赤ちゃんにも起こりうる動作ですが、注意が必要な場合もあるので、 詳しい原因や、対処方法などについてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

首振りの原因として、上記のこと以外にも病気や怪我に繋がってしまうような場合もあります。
ですので赤ちゃんの様子をよく観察しながら対処していきましょう。首振りが激しく、泣いている場合などは体調の不調を訴えていることがあるので、熱や怪我はないかを確認しましょう。頭を打っていたり、嘔吐や下痢を同時にしている時は小児科を受診してみましょう。
また、特に注意することとして次のような場合があります。

注意してほしいこと

また赤ちゃんは、自分の意思を言葉で伝えることができないため首を振ることで伝えようとすることがあります。
お腹が空いていたり、遊びたかったり、何か伝えたいことがあるのかもしれません。
眠たいのに眠れない、暑い、寒い、汗をかいてかゆみを感じているなど、気持ち悪さや不快感を感じて機嫌が悪くなり、首振りを行うことがあります。
意思表示として行っているサインに気づいてあげてくださいね。

赤ちゃんは、新しく覚えた動作を繰り返し行うことがあります。好奇心から起こる行動で、自分の首が動くことや、見える景色が揺れることが面白いのか、遊びとして楽しんでいるようであれば問題はありません。
遊びの一環として首振りをしていたとしても机や壁などに頭をぶつけてしまっては危険です。
一緒に遊んであげる気持ちで見守りながら安全を確認しましょう。

首振りの主な原因

中耳炎とは耳の中の中耳というところに細菌やウイルスがたまって炎症を起こしてしまう病気です。かゆみとともに激しい痛みがでるので、不快感から首を振る場合があります。首振りの他に熱っぽさ、耳垂れ、呼びかけても反応が鈍かったりした場合、病院で診てもらいましょう。

中耳炎

首を振っているとき元気がなかったり、泣き止まない、嘔吐する場合、赤ちゃんが間違って何かを口に含んでいる可能性があります。
口に入るような小さいものであれば、食べ物と勘違いをして飲み込んでしまったり、アルコールなどを舐めてしまったりして、苦しさや気持ち悪さを感じていることがあるので注意が必要です。

誤飲している

困ったときの相談窓口として小児救急電話相談事業という厚生労働省が行っている、赤ちゃんの怪我や病気などの対処法を教えてくれるサービスがあります。
具体的な対処の方法や、病院を受診させるべきかどうか判断に迷ったときは#8000をダイヤルして相談してみましょう。

赤ちゃんが不思議な行動を急に始めると「もしかして病気なのでは?」「うちの子だけ?」と不安に思いますよね。
初めての赤ちゃんであればなおさら心配なのではないでしょうか。普段とは違う行動をしていたり何か違和感を感じたらすぐに赤ちゃんの様子や体調を確認して、場面に応じて素早く対処していきたいですね。正しい対処を行わないと障害や後遺症が残ってしまう場合もあります。

点頭てんかんとは、生後3〜11か月頃の赤ちゃんに発症するてんかんの一種で、首がすわっていないかのように力が入らずガクッと首が倒れるような上下運動をします。
ふつうのてんかんよりも気付きにくいため、もしかしてと思ったら、小児科の受診をおすすめします。

点頭てんかん

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