2017.04.09 Sun 更新

子供の歯が抜けた!どうやって保存すればいい?注意点は?

子どもが5〜6歳頃になると乳歯が抜け始めます。 少しずつ歯がグラグラしてきて不安定になってくるので、気になってしまう子も多いのではないでしょうか? しかし、実際に羽が抜けた時にどうやって対処すればいいのか知っていますか? そこで、今回は乳歯が抜けた時の対処法や、抜けた歯の保存方法についてまとめてご紹介いたします。

乳歯が抜けた時には、ママやパパが口の中をチェックしてあげるようにしましょう。
抜けた跡が気になって子どもが舌や指で触ってしまうこともありますが、雑菌が入って炎症を起こす原因になりますので注意してください。
その他に気を付けたいことは次のようなことです。

乳歯が抜けた時に注意すること

6歳前後から乳歯が抜け始め、5〜6年ほどかけて永久歯へと生え変わっていきますが、生え変わる時期にも個人差があり、小学生になるまで抜けないこともあります。
口腔内のトラブルが原因でなければ、時期にこだわる事はありませんのでそのまま様子を見ましょう。

乳歯は大体6歳前後で抜け始めると言われています。
乳歯は上下合計で20本生えていて、乳中切歯・乳側切歯・乳犬歯・第一乳臼歯・第二乳臼歯の5種類に分けられます。
抜ける時には、乳中切歯から順番に奥歯に向かって抜けていくのが一般的です。

乳歯が抜ける時期や順番は?

抜けた乳歯を保存しておくための「トゥーケース」が市販されていますし、自分で可愛い箱を探して底に保存するのもいいでしょう。
実際の歯の並びの通りに保存するなど、工夫次第で子供の歯を大切に思い出や記録として残しておくことができます。

抜けた歯はどうやって保存する?

歯が抜けた跡が炎症を起こしたり、可能したりすると発熱する時もあります。
歯茎の様子をチェックして異変があれば、歯科医に相談して治療を受けるようにしましょう。

・出血がある時はぬるま湯で口の中を流す
・血が止まらない時は清潔なガーゼで抑えて止血する
・硬い食材は避ける
・辛い、酸っぱいなど刺激のある味付けは避ける
・抜けた周囲の歯が磨けているかチェックする
・歯が抜けた跡が炎症、可能していないかチェックする
・止血しても出血が続いていないか確認する

ブラシなどで表面の汚れを落とした後に、沸騰したお湯に入れて20分程度消毒します。
取り出す際などにやけどしないように気を付けましょう。

煮沸消毒

抜けた歯の洗浄方法

乳歯を保存する時はそのまま保存するのではなく、しっかりと洗浄・消毒をしてからにしましょう。
抜けたままの乳歯には血やタンパク質・食事のカスなどの汚れが付着しているので、そのまま放置してしまうと雑菌が繁殖してしまいます。
歯の洗浄・消毒方法に関してはいくつかありますのでこちらを参考にしてみてください。

オキシドールで洗浄

キッチンハイターなどを消毒用の濃さに薄め、しばらく付けた跡にすすぎます。
その後十分に乾燥させてから保存するようにしましょう。

漂白剤で消毒

オキシドールにしばらく付けた跡にブラシなどで汚れを落とします。
細かい部分は歯間ブラシなどを利用するとキレイにすることができます。

歯が抜けるとおいうのは成長の証ではありますが、子どもによっては怖いと感じてしまうこともあるようです。
不安をなくしてあげて一緒に成長を喜ぶことが出来るように、子どもの気持ちを理解しながら安心できるように自分の体験談などを話してあげるのもいいかもしれません。

まとめ

昔は子どもの健やかな成長を願って、「上の歯は縁の下に、下の歯は屋根の上に投げる」という風習もありましたが、今は住宅事情などにより難しい事もあるでしょう。
でも、子どもの成長を願っているという気持ちは変わりません。

グラグラしているからといって、無理に抜いてしまうとその後の歯の成長に影響してしまうこともありますので、どうしても気になる時には歯医者で処置してもらうようにしましょう。

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