2017.05.09 Tue 更新

低用量ピルで太るって本当?どんな副作用があるの?

「低用量ピル」は避妊のためだけでなく、生理不順の改善や生理周期の調整のために使われることがあります。 しかし、本来得たい効果とは別に副作用が起こることもありますので、まずはどんな症状が出ることがあるのかを知っておくことが大切です。 そこで今回は、低用量ピルの副作用についてまとめましたので参考にしてみて下さい。

また、低用量ピルの服用で女性ホルモンの働きを補うことが出来るので、生理不順やPMS(月経前症候群)、生理痛、月経困難症などの症状の緩和や改善にも期待できます。
子宮内膜症や子宮体がん、卵巣がんなどの病気のリスクを下げることも出来るので、避妊目的以外にも様々な目的で処方されることがあるのです。

つまり、薬によって脳や身体を「妊娠している」と勘違いさせることで排卵を止めるのです。
適切な服用を行えば、ほぼ100%の確率で避妊することが出来ます。

低用量ピルには、エストロゲン(卵巣ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)に似た成分が配合されています。
これらの成分が女性ホルモンのように働いて、体内のホルモンバランスを妊娠した時と同じような状態にするのです。

低用量ピルにはどんな効果がある?

どんな副作用があるの?

起こる可能性のある副作用の内、もっとも重大なものが「静脈血栓症」で、発生頻度は低いですが血が固まって血管を塞いでしまうので、発症すると命に関わる危険性もあります。
次のような症状が見られた場合には、静脈血栓症の可能性がありますので、すぐに病院を受診するようにしましょう。

副作用の症状には個人差もありますが、頭痛、吐き気、胸の張り、不正出血などが見られるようです。
嘔吐や下痢が続く時には、低用量ピルの成分がきちんと吸収されない事もあり、避妊効果が低くなる可能性もあります。
避妊目的で服用している場合には、より効果を高めるために他の避妊方法も併用するほうがいいでしょう。

低用量ピルも年々改良されており、最近のものは充分な避妊効果がありながらホルモン含有量を最小限にまで抑えられたものが多いようですが、やはり服用開始直後には副作用が現れることもあるようです。

・激しい腹痛
・胸の痛み
・頭痛
・ふくらはぎの痛み
・ふくらはぎのむくみ
・手足のしびれ
・舌のもつれ
・失神
・けいれん

低用量ピルで太ることがある?

低用量ピルを服用すると太るという話を聞いたことはありませんか?
これは低用量ピルの副作用としてナトリウムや体液が溜まりやすくなるため、むくみや体重増加が起こることがあり、それを太ったと感じるためだと言われています。

むくみなどの症状が軽い場合には、しばらく服用を続けながら経過観察をしますが、重い場合には量を減らしたり服用を中止したりすることもあります。

副作用が出やすいのはどんな人?

低用量ピルによる副作用が起こりやすい人には、次のような特徴があります。
当てはまる場合には注意しましょう。

肥満・喫煙・40歳以上

40歳以上の人や肥満の人は心血管系の障害が発生しやすいと言われています。
なので、低用量ピルを服用することで、そのリスクを高める可能性があります。

喫煙者も心筋梗塞や静脈血栓症のリスクを高めるため、タバコを吸っている場合には低用量ピルは服用できません。

婦人系の病気

子宮筋腫、子宮内膜症、乳がんなどにかかっていたり過去にかかったことがあったりすると、低用量ピルを服用することで悪化や再発の恐れがあります。
なので、低用量ピルの処方を受ける場合には事前に必ず医師に伝えるようにしましょう。

低用量ピルを服用している間は6ヶ月〜1年に一度健診を受けるようにし、子宮や卵巣、乳房に異常がないかどうかを検査するようにしましょう。

まとめ

低用量ピルは避妊以外にも、生理痛や月経困難症の治療、婦人科系の病気の予防などさまざまな効果があります。
しかし、副作用が現れる可能性もありますので、必ず医師の診察を受けた上で処方を受け、服用中は定期的に検診を受けるようにしてください。
用法用量を守って正しく服用しましょうね。

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