2016.03.24 Thu 更新

妊娠5ヶ月ってどんな感じ?16週、17週、18週、19週目のママと赤ちゃんの変化まとめ

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんにもママにも劇的な変化が訪れる時期です。妊娠超初期の5ヶ月目(16週、17週、18週、19週目)には、ママと赤ちゃんはどのような状態になるのでしょうか?安定期に入り体調も落ち着くこの時期の変化についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

胎児の大きさは110~140ミリ、体重は60~120グラムほどに成長して、体は3頭身になります。
皮膚に厚みが出て体毛が生え、脂肪組織がつくことで、体温が保てるようになります。
ママの子宮底長は15~20センチ程度になり、子宮は子供の頭くらいの大きさになります。
お腹のふくらみが目立ち、ふっくらした体つきに変化していく時期で、戌の日のお祝いをする方が多いです。

妊娠16週目

妊娠16~19週目にあたる妊娠4ヶ月は、安定期に入ってつわりもおさまり、体調が安定する妊婦さんが多い時期です。
子宮はおへその下あたりにまで達し、お腹がどんどん大きくなっていきます。
体型が変化するにしたがって、体重増加のペースも早くなります。
今回は「妊娠5ヶ月目の妊婦さんの症状と赤ちゃんについて」をご紹介します。
赤ちゃんは羊水の中で活発に動き回り、胎動を感じることができるようになるのが妊娠5ヶ月目です。

「戌の日のお祝い」って?

戌の日のお祝いとは、「妊娠5ヶ月目の戌の日に行う安産祈願」をする、日本独自の行事です。
「岩田帯」という腹帯(さらし帯)に祈祷をしてもらい、それをママさんがお腹に巻くことから「帯祝い」ともいわれています。
腹帯を巻く風習の起源は定かではありませんが、医学的には腹帯を巻くことで、ママさんのおなかを保温し、胎児の位置を安定させて発育を助け、腹圧を高めることで、腰痛や体の負担を軽減するという効果が期待できます。

いつするのか気になるところですよね。
戌の日は暦の上で決まっていますので、自由に「この日にしよう!」なんて決めれません。
干支は生まれ年に使われるのがポピュラーですが、1日1日にも干支が割り振られており、12日に1度めぐってきます。
妊娠5ヶ月の間では「戌の日」が2回めぐってくるということになります。
ご自身の妊娠5ヶ月目で、いつが戌の日か確認しておきましょう。

胎児は大きさ120~170ミリ、体重100~150グラムほどと手のひらに乗るくらいの大きさに成長します。
胎児の発育には個人差がある時期なので、ちょっと小さい・大きいは神経質になりすぎないようにしましょう。

妊娠17週目

ママの子宮は大きいメロンくらいの大きさです。
子宮底長が15~20センチほどになります。妊娠前に比べるとまだほとんど体重が増えていない人もいれば、2~3キロ増えている人も。ただし、5キロほど増えている場合はご注意ください。

妊娠18週目

お腹がふくらんでいくにしたがって、背中を反らした不自然な姿勢になっていきます。
この姿勢は体に負担をかけ、腰痛や便秘を引き起こすので、日頃から寝るときの姿勢を工夫して、ストレッチなどを行い、意識的に姿勢を改善していきましょう。
腰痛対策グッズを活用するのもおすすめです。

胎児の大きさは130~180ミリ、体重150~200グラムほどの大きさになり、性別が判明しやすくなります。
この時期に皮膚や細胞を保護する体脂と、体脂を維持するために産毛ができはじめます。
妊娠18週目の子宮は大人の頭くらいの大きさで、子宮底長は16~21センチほどです。
胎盤から分泌されるホルモンの影響で胎児へ優先的に糖質を供給するようになるため、ママの主なエネルギー源が脂肪になり、皮下脂肪を蓄えるようになります。
これからの3ヶ月は体重が増えやすくなるので、体調がいいからと油断せず、体重管理はしっかり行っていきましょう。

赤ちゃんが急成長することで心臓、肺、腎臓に負担がかかり、疲れやすくなります。
長時間の移動や重いものを持つことはできるだけ避けるようにしましょう。
また、倦怠感のあるときは無理をせず休養することも必要ですよ。

妊娠19週目

胎児の大きさは160~200ミリ、体重200~280グラムほどに成長します。
活発に動くようになることから頻繁に胎動を確認できるようになりますよ。
体の器官も形成され、心臓が4部屋に分かれて機能し、腎臓と膀胱が完成に近づきます。

子宮はおへその下あたりまで大きくなり、子宮底長は18~23センチほどになります。
体重増加ペースが早まり、1週間で200~400グラムほど体重が増えます。妊婦健診では赤ちゃんの性別も判明する時期です。

シミや黒ずみが目立ってくる!

妊娠により増加したプロゲステロン(黄体ホルモン)が、メラノサイトというメラニン色素を生成する色素細胞を刺激することから、ちょっとした刺激でもシミや色素沈着になりやすくなります。
脇の下や外陰部、乳首が黒ずむ方もたくさんいます。
また、お腹の中心にできる「正中線」という一本の黒い線も、この色素沈着が原因です。
日に当たると皮膚中のメラニンを刺激してしまうため、外出の際は帽子をかぶり、日焼け止めを塗るなどして紫外線から肌を守りましょう。

胎動を感じはじめる!

妊娠3ヶ月頃から赤ちゃんはお腹の中でキックや回転などをして動き回っていました。
ですが、小さかったため気づきませんでした。
それが妊娠20週前後になると、赤ちゃんが育つことで動きを胎動として感じられるようになります!
経産婦だと少し早めの妊娠16週目頃から感じる方もいるようですが、ママの腹壁の厚さや羊水の量などによって感じ方に差があります。
胎動を感じはじめるのが遅くてもお医者さんに異常がないと診断されていれば心配しなくて大丈夫ですよ。
最初の頃は「うにょうにょ」「ポコポコ」といった動きで「これが胎動かな?」と不安に思いますが、妊娠が進むにつれて動きが大きく激しくなっていきます。

心臓の動きが活発になる

お腹の中で活発に動き、中から蹴るようになったら、蹴った場所を軽く叩き返してあげる「キックゲーム」をしてみましょう。
ママが叩いたところを蹴り返してくれたり、叩いた回数と同じ数だけ蹴ってくれたりすることがありますよ。
また、聴覚が発達する妊娠5ヶ月頃は胎教をはじめるのにぴったりな時期です。
音楽を聞いたり、お腹を優しくなでたり、話しかけたりして、赤ちゃんとのコミュニケーションも楽しみましょう。

胎児の成長にともなって子宮に送らなければならない血液の量が平常時に比べて30~50%増加するため、心臓に負担がかかります。
また、安静時の心拍数も、平常時は1分あたり約70回なのに対して、妊娠中は1分あたり80~90回まで増えます。
少しの動作で動悸が激しくなったり、息苦しくなったりするのはこのためです。
鉄分を積極的に摂り、バランスの良い食生活を送ることを心がけましょう。

腰痛や痔などの症状が起こる

お腹が大きくなり、出産に向けて骨盤が緩むことで腰痛を感じやすくなります。
普段から姿勢を良くする、適切な体重増加を心がける、妊婦用のガードルを使用するなどの対策で腰痛が緩和されるのでうまく活用していきましょう。

また、子宮が大きくなることから肛門や直腸が圧迫され、痔に悩まされる方が増えます。
椅子に座るのがつらい、トイレのときに出血するなどの症状があった場合は、恥ずかしがらずにお医者さんに相談しましょう。

妊娠5ヶ月の赤ちゃんの状態

妊娠5ヶ月の終わりには胎児の大きさは160~200ミリ、体重は200~280グラム程度に成長します。
全身に産毛が生えることで赤ちゃんを羊水の刺激から守り、褐色脂肪を蓄えて体温を保てるようになります。
頭と体のバランスも整い3頭身になり、手足の指に指紋が作られはじめます。
脳では海馬が発達し、声を聞いたり記憶したりできるようになります。
エコー検査で性別が判明する方も出てきますが、赤ちゃんが逆を向いていたり、足を組んでいたりすると判別できないこともあるので、「判明したらラッキー!」くらいの気持ちで赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。

妊娠5ヶ月目の注意点

腹痛やお腹の張り・出血は異常のサイン

胎盤が完成したことで流産する確率は約1~2%に下がりますが、可能性はゼロではありません。
ですので、引き続き体調管理には注意が必要です。
特に腹痛やお腹の張り、出血などの症状があった場合には、「常位胎盤早期剥離」が疑われます。
これは、胎盤が子宮からはがれてしまう疾患で、胎児への酸素と栄養の供給が止まってしまい、死亡する恐れもあります。
予防するには、妊婦健診をきちんと受診し早期発見すること、喫煙をしないこと、お腹をぶつけるなどの外傷があったときにはすぐに受診することが大切です。

腰痛に効くストレッチをはじめよう

妊娠することで「リラキシン」という女性ホルモンが分泌され、骨盤周辺の関節がゆるんで不安定になります。
またお腹が大きくなることで、腰を反って重心が前にかかることから、妊娠中は腰痛に悩まされます。
ストレッチをしてかたまった筋肉をほぐしたり、姿勢を正したりすることで症状が和らぎますよ。
また、定期的に行うことでストレッチは効果が発揮されるので、1日1回入浴後や家事の合間などにはじめ、徐々に習慣化していきましょう。

出生前診断を受けるかどうか判断の時期です。

出生前診断とは妊娠9週~22週頃に行われる検査の総称で「胎児に奇形や病気、染色体異常がないかどうか」を調べるものです。NIPT(新型出生前診断)、羊水検査、母体血清マーカーテストなど大きく分けて5種類の検査があり、妊娠22週頃までに行う必要があります。
検査は任意で保険適用外のため、高額な費用がかかるものもあるので、家族でよく話し合い、お医者さんに相談した上で、妊娠17週頃までに受けるかどうか判断するようにしてください。

妊娠5ヶ月目は安定期に入って体が楽になると外出や運動ができるようになります。
体が楽になったから…と、つい無理をしてしまいがちです。
お腹が大きくなることで体にも負担がかかるので、外出や運動をした後は十分な休息をとり、無理のないように過ごすようにしましょう。胎動を感じはじめる時期なので、赤ちゃんの成長を実感しながら、毎日の時間を楽しめるといいですね。

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