2017.05.24 Wed 更新

過度な紫外線対策が不妊の原因に!?日光浴でビタミンDを作ろう!

肌の老化を防ぎたい、美白でいたいという理由からどんな季節であっても紫外線対策に抜かりない女性は多いですよね。 しかし、日光を浴びることで得られるビタミンDは不妊で悩む女性にとってとても重要な役割がある栄養素です。 今日は紫外線が与える妊娠への影響についてまとめてみました。

不妊で悩んでいる人、妊活の一つとして日光を浴びることはおすすめなので、日焼けが気になる方はメラニン色素がない手のひらを太陽にかざすだけでも効果が期待できますので是非試してみてください。
時間は、週に2〜3回、1日5〜30分の日光浴が必要と言われています。

そのビタミンDは日光で紫外線を浴びることで皮膚で合成される珍しい栄養素です。
ですので、日常生活で日光に当たっていれば、不足することはありません。日照時間の短い冬は体内でビタミンDがつくられる量は約4分の1まで下がってしまいます。
特に女性は、肌の老化や美白に気をつかい、紫外線対策を徹底している人が多いため、十分な紫外線を浴びることができずビタミンDが生産されなくなってしまうのです。

また、ビタミンDは女性の卵子を増やします。卵子の数が増えることで、受精率が高くなり妊娠しやすい体になります。
一方ビタミンDが欠乏している女性は卵子の数も少なく、不妊に悩む可能性も高くなります。

ビタミンDはビタミンという名前を持っていますが、ビタミンAやビタミンBなどとは少々違う性質を持っていて、ホルモンの1つとしても考えられることができます。
ビタミンDは健康的な骨や歯を作るために欠かせない栄養素であり、カルシウムの働きを助けます。
また、ビタミンDは単体では、有効な働きをすることができず肝臓や、腎臓の助けを借りて活性化させることによって、活性化型ビタミンDが生み出されて、その後体内へのカルシウムの吸収を促進するために役立ちます。

紫外線を浴びることで得られるビタミンD

日光浴は窓ガラス越しでも大丈夫?

不妊の原因のひとつにストレスがあげられますが、セロトニンにはストレスを緩和させる働きがあり、1日15分程度の日光浴で分泌されやすくなることがわかっています。

セロトニンも分泌される!

ビタミンDを増やす目的で、サプリメントやドリンクで対応するのもひとつの方法かと思いますが、日光に当たって、背伸びするのもとても気持ちがいいものですよ。

ビタミンDは女性の卵子だけではなく、男性の精子の数も増やし、質をよくして運動率も維持してくれます。
妊娠を望むのであれば夫婦で、ビタミンDを増やすことを体づくりの一環として取り入れても良いかもしれないですね。

男性にも良い影響が!

外に出て、直接皮膚に紫外線を浴びることが必要ですが、長時間UVBを浴びると皮膚が炎症して大きなダメージを受けてしまうので真夏の午後といったような日差しが強すぎる時間帯は避けましょう。
1日15分の日光浴で効果が得られるので、ランチの時間に外出したり、買い物に行く時間だけでも十分に効果が期待できます。

それでも、日焼けを避けたい!せめて窓ガラス越しでは?と思いますが、窓ガラス越しではあまり効果はありません。
ビタミンDを作るためにに必要な紫外線はUVBと言って、UVBは波長が短いため、雲や窓ガラスに遮られる性質を持っています。
そのため、室内で日光浴を行う場合は窓を開けて行う必要があります。
また、日焼け止めにもUVBをブロックする効果があるため、塗っているとあまり意味がありません。

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