妊娠中にラーメンを食べるときのポイント
妊娠中の塩分の摂りすぎや太り過ぎが原因で起こる「妊娠高血圧症候群」は、様々な症状が現れるとされています。
むくみや高血圧、頭痛、めまい、倦怠感等が確認されます。
症状が進行していくと、痙攣を起こして命の危険がある「子癇発作」や、分娩前に正常な位置にある胎盤が子宮壁から剥離されて大量出血を起こす「常位胎盤早期剥離」を起こす事があるようです。
一昔前は妊娠中に現れる様々な症状を含めて「妊娠中毒症」とも呼ばれていました。
妊娠高血圧症候群は、妊婦検診で血圧を計ることで早期発見することができます。
妊婦検診は定期的にあるので、安全に出産できるようにするためにも、なるべく休まないようにしましょう。
妊娠高血圧症候群
前述したように、ラーメンは高塩分で高カロリーな食べ物です。
妊娠中に食塩の過剰摂取が続いてしまうと、妊娠高血圧症候群になってしまう可能性があるので、塩分の摂りすぎに注意しないといけません。
また、高カロリーで太りやすいので、注意が必要です。
妊娠中に体重が増え過ぎてしまうと分娩時に難産になったり、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病等のリスクが高くなるのです。
なので、ラーメンは毎日食べないようにしましょう。
多くても週に1回程度に抑えておいてくださいね。
妊娠中は栄養バランスのとれた食事をすることを忘れないでください。
妊娠中にラーメンを食べても大丈夫?
スープは全部飲まない
インスタントラーメンを食べるときは、油分の少ない生麺かノンフライ麺タイプのものを選んで食べるようにしてください。
妊娠中の身体はデリケートなので、インスタントラーメンに含まれている油や添加物等で湿疹や嘔吐、下痢等の症状を引き起こすこともあるようです。
油分が少ないラーメンを食べる
ラーメンは妊娠中に食べても大丈夫ですが、妊娠中にラーメンを食べるときは、食べ方を工夫するようにしてください。
注意したいポイントは以下の通りです。
まとめ
ラーメンの塩分を体外に排出するために、カリウムを多く含んだ野菜も摂取するようにしましょう。
トッピング等にすると摂取しやすいですよ。
キャベツや人参、もやし等のカリウムを多く含んでいる野菜をたっぷりトッピングするようにしてくださいね。
野菜等をトッピングする
ラーメンのスープを全部飲むと塩分やカロリーの摂取量は1.5倍ほど増えてしまうそうです。
スープはなるべく飲まないようにしましょう。
ここのお店のラーメンはスープが美味しいからどうしても飲みたいというときは、少量にしておいてくださいね。
まれにある「スープを全部飲まないといけないラーメン屋」等には決して行かないようにしてください。
そのお店以外にも美味しいラーメン屋はありますよ。
スープを全部飲まないでよくて美味しいラーメン屋に行くようにしてくださいね。
いかがでしたか?
妊娠中は栄養バランスのとれた食事が重要になりますが、たまにはラーメンのような高カロリーで高塩分の食べ物も食べたいですよね。
塩分やカロリーには気をつけながら、妊娠中でもラーメンを美味しく食べましょう!