2017.06.09 Fri 更新

赤ちゃんのあせも。どうケアしたらいい?ケア・予防方法についてまとめました。

体温が高い赤ちゃんは大人に比べて大量に汗をかきます。ですが、赤ちゃんの汗腺は未発達のため、分泌された汗が汗腺に詰まりやすく、炎症を起こしてしまい「あせも」ができてしまいます。 赤ちゃんの肌は、外からの様々な刺激によってトラブルが起きやすいため、こまめなケアを行うことが重要になるので、きちんとケアをするようにしましょう! 今回は、「あせものケア・予防方法」についてご紹介します!

汗をたくさんかいたときは、清潔なガーゼで汗を拭き取ったり、着替えさせてください。
汗をシャワーで洗い流しても構いませんよ。
洗い流すときの注意点は石鹸を多用しないことです。
赤ちゃんの肌にある必要な皮脂まで洗い落としてしまうので、石鹸で体を洗うのは1日1回にとどめるようにしてくださいね。

患部を清潔に保つ

以下のケアを行っても改善が見られなければ、小児科か皮膚科を受診し、医師の診断を受けるようにしてくださいね。
ただのかゆみだけでなく、発疹が繋がって大きくなったり、患部が膨らんで痛みがあった場合も、小児科か皮膚科を受診するようにしましょう。
あせものケア法は以下の通りです。

あせものケア法

あせもは分泌された汗が汗腺に詰まり、炎症を起こすことで起こります。
汗やほこり、汚れが溜まりやすい首や背中、頭、脇の下や手足のくびれ、おしりや腰等に出来やすいとされています。
症状は、炎症を起こし、赤い発疹ができる「紅色汗疹」がほとんどだとされていますが、新生児はかゆみを伴わない透明や白い発疹ができる「水晶様汗疹」として現れるようです。

あせもの症状

あせもの予防法

体温が高くなる事でかゆみが増してしまいます。
軽い症状の場合は、いつもよりぬるい温度のお湯を使用するようにしてください。
症状が重度である場合は、体温を必要以上にあげないようにするためにも、シャワーだけで済ますようにしてくださいね。

湯船に浸からずシャワーにする

肌の保湿ケアをする

赤ちゃんが汗をかいていたらシャワーで流したり、タオルで汗を拭きとったりしてあげましょう。
ケア方法で紹介した通り、赤ちゃんの肌にある必要な皮脂まで洗い落としてしまうので、石鹸で体を洗うのは1日1回にとどめるようにしてくださいね。

肌を清潔に保つ

赤ちゃんのあせもの予防は、肌を清潔に保つ事が重要です。
こまめに汗を拭いて、以下に記述する予防法を実践してみてくださいね。

新生児や赤ちゃんの皮膚は、水分を多く含むためとても薄いため乾燥しやすく、外部刺激から肌を守る角質層は大人の半分の厚さしかないため、大変デリケートです。
肌トラブルが起きやすい状態の肌なので、肌の保湿を毎日の習慣にして、トラブルを予防するようにしましょう。
赤ちゃんの肌に合った保湿クリームや保湿剤を使用するようにしてくださいね。

部屋の温度を調節する

汗をよく吸う素材や、速乾性のある薄手の素材の服を着せましょう。
体温調節がしやすい洋服を選んであげてくださいね。
また、服は大人より一枚少なくしておいてあげてくださいね。

通気性と吸湿性の優れた服を着せる

ベビーパウダーを使用する

汗を必要以上にかきすぎない温度にしましょう。
夏では26〜27度、冬では20〜21度を目安に部屋の温度を整えてあげてください。
赤ちゃんが眠っている時は、特に体温が高くなっているので、部屋の温度には注意するようにしてくださいね。

お風呂上がりに水分をきちんと取り除いた後、ベビーパウダーをあせもが出来やすい部位に優しくつけてあげましょう。
ベビーパウダーは付属のパフがあるもの、持ち運びに便利なタイプ等、様々なタイプのものがあるので自分達のライフスタイルに合ったベビーパウダーを使用するようにしてくださいね。

いかがでしたか?
赤ちゃんの肌は大変デリケートなため、様々な刺激によって肌トラブルを起こしてしまいます。
なので、赤ちゃんのためにスキンケアをこまめに行ってあげてくださいね。季節の変化にあわせたケアを行いましょう。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ