また、よだれの量には個人差があります。
平均的に1歳頃で収まりますが、中には2〜3歳になっても垂れている子もいますが、何か病気とかそういったことではありませんので、心配はいりません。
また、飲み込むことも出来るようになってきますので、よだれを垂らす回数は減ってくるでしょう。
ただ、1歳頃までは、どうしてもよだれは垂れます。
よだれが出始める時期は、生後2〜3ヶ月頃が一般的です。
この頃は、だらだらと溢れます。
生後8〜9ヶ月頃になってくると、口周りの筋肉が発達してきますので、ある程度はせき止めることが可能です。
赤ちゃんのよだれが出る時期
赤ちゃんの頃は口から無意識によだはが垂れてくるものです。
大人になれば、口の周りの筋肉によって、よだれが口の外に出ないようにせき止めることができます。
しかし、赤ちゃんはまだその筋肉が発達していませんので、よだれを意識的に飲み込むこともできませんし、口元が緩いのでよだれは垂れやすくなっています。
赤ちゃんがよだれを垂らすのはなぜなのか
勘違いしてほしくないのは、よだれは決して悪いものではないということです。
そもそも唾液は消化を助け、口の中の粘膜を細菌などから守ってあげる役割があります。
ですので、寧ろすくないよりは多い方がいいんです。
また、もともと唾液の量が多いという子もいます。
離乳食が始まる生後5〜6ヶ月頃は、消化のために生理的によだれの量が増え始めます。
そして生後7ヶ月頃、乳歯が生え始めると口の中がムズムズするので、さらによだれの分泌が増加しやすくなるんです。
ではなぜ、赤ちゃんによだれが多いのでしょうか。
これは、口の中に溜まった唾液が処理しきれずに口外へ溢れ出ているんです。
赤ちゃんによだれが多い理由
よだれが少ない・全く出ない
赤ちゃんの頃はよだれが多いという話をここまでしてきましたが、先述したようによだれが少ない子もいます。
少ないどころか、全く出ないという子もいるそうです。
よだれを自分で飲み込めているのであれば良いのですが、そうじゃない場合は少し心配です。
もしかしたら、体調不良のサインかもしれないからです。以下で詳しくみていきましょう。
逆によだれが少ない理由
よだれがいつもは出るのに、急に出なくなった場合は、脱水症状の可能性もありますので、様子をしっかりと見てあげましょう。
もしぐったりしているようなら、すぐに病院へ連れて行く等、迅速に対応してください。
よだれが臭う
たまに赤ちゃんが、ブクブク泡のようなよだれを流しているときもあります。
しかしこれは特に心配する必要はありません。
母乳やミルクを飲んでいるつもりで、口の中を動かしていたり、遊んでいたりすることで、勝手に唾液や泡状になっているだけです。
よだれが泡状になっている
よだれは必要なもの
もしもよだれが臭う場合は、水分量が減っている可能性があります。
雑菌が繁殖してよだれに粘着性が出たりして、臭いのもとになってると考えられます。
こういった場合は、いつもよりも少し多めに水分をあたえてあげてください。
赤ちゃんのよだれは、成長して行く上で、必要なもので一時的なものですので、その時期だけだと思って長い目で見守ってあげましょう。
また、よだれかけを使用するのもその時期だけなので、どうせならオシャレなよだれかけで、少しでも楽しむ方法でよだれの時期を乗り越えましょう!