2017.06.21 Wed 更新

「産後の肥立ち」って何?いつまで続くの?動悸や息切れする時は?

出産を乗り越えたままの身体は、思った以上にダメージを受けていて、回復までに時間がかかります。 体力が低下しているので疲れやすく、動悸や息切れが起こりやすくなることもあります。 産後の体調不良は、軽く考えていると長引いてしまうこともありますので注意しましょう。 そこで、今回は産後の肥立ちについて、時期や症状、対処法についてご紹介いたします。

産後の肥立ちの時期には、症状や体力によって個人差があります。
一般的には、産後回復するまでに6〜8週間程かかると言われており、三度1ヶ月はゆっくりと身体を休ませて回復に務めるほうが良いとされています。

産後の肥立ちの時期は?

これらの問題以外にも、乳腺炎など母乳に関するトラブルも起こりやすいです。
この時期に無理をしてしまい、十分に回復できないと不調が長引いてしまう、いわゆる「産後の肥立ちが悪い」状態になります。
慣れない育児や家事で大変な時期ですが、ママの身体の回復も重要なので注意してくださいね。

・胎盤が剥がれ子宮内が傷ついている
・子宮の収縮による痛み(後陣痛)
・膣から子宮頸管にかけて傷ついている
・女性ホルモンの減少
・会陰切開の傷の痛み
・帝王切開の傷の痛み
・膀胱の麻痺
・血圧の変化

出産後、少しずつ身体の不調が回復することを「産後の肥立ち」といいます。
産後すぐは、出産で身体に受けたダメージを回復する「産褥期(さんじょくき)」に入りますが、この期間のママの身体は次のような状態です。

産後の肥立ちって?

産後に動悸や息切れを感じるようになったという方も多くいるようです。
この動悸や息切れの多くは、産後急激に女性ホルモンが減少することによって、自律神経が乱れることが考えられます。

産後の動悸や息切れの原因は?

特に、母乳育児をしている場合には産後の女性ホルモンの減少が大きく、回復までに2〜3ヶ月かかることもあるようです。
帝王切開や高齢出産の場合にも、回復に時間がかかることがありますので、無理をしないようにしましょう。

対処法は?

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、動悸や疲れやすいなどの症状が現れ、イライラしやすくなることもあります。
もともと甲状腺疾患がある場合には、産後2〜3ヶ月頃に甲状腺機能が低下しやすく、しばらくすると正常な状態に戻ります。

また、甲状腺機能の以上によって動悸が起こっている可能性もあり、その場合には産後に悪化しやすいという特徴があります。
妊娠中には、お腹の中の赤ちゃんを異物としないように、自己免疫に変化が起こります。
女性ホルモンが変化する時には、自己免疫疾患が悪化しやすい状態になり、甲状腺疾患になってしまうケースもあります。

呼吸・消化・脈拍・血圧・体温調整などの働きをする「自律神経」ですが、このバランスが崩れると冷え・のぼせ・動悸・息切れ・倦怠感などを感じることがあります。
高齢出産の場合には、産後に女性ホルモンのバランスが安定しないまま、更年期に入ることもあります。

産後に無理をすると、身体の状態が悪化して産後の肥立ちが悪くなってしまいます。
そこで、まずは産後の肥立ちが悪いと言われる症状と、対処法などについてご紹介いたします。

悪化すると、さらに症状が重くk¥なる可能性もありますので、抗生物質の投与などの治療を行います。

悪露が続いている時期に不衛生な状態になると、子宮や産道に出来た傷から細菌が入って発熱することがあります。
分娩後24時間〜産後10日頃に発熱することがあり、38度以上の発熱や下腹部痛、悪露の悪臭などの症状が出ます。

産褥熱

産後には子宮壁や産道の傷からの出血や子宮内膜の残りが混ざった「悪露」がでますが、時間が経つに連れて徐々に色も薄まり、量も減っていきます。
しかし、子宮が回復しきっておらず、子宮復古不全が起こると産後1ヶ月過ぎても悪露が続くことがあります。

子宮復古不全

授乳を進めて回復を促す、子宮収縮剤を使用する、子宮内の残留物を取り除く、などの症状にあわせての対処が行われます。

産褥乳腺炎

産褥期精神障害

母乳が乳腺に溜まる「うっ滞性乳腺炎」の場合は、赤ちゃんに母乳を吸ってもらったり、母乳外来などで母乳マッサージをしてもらったりして対処します。
乳頭が傷つき、細菌感染した「化膿性乳腺炎」の場合は、乳房を冷やし、抗菌薬を服用するなどして治療が行われます。

産後すぐはママも赤ちゃんも授乳に慣れておらず、母乳量も安定していないので乳腺で作られた母乳が溜まってしまい、炎症を起こすことがあります。

こういった症状を体に感じたときは、早めに病院を受診して医師の判断を仰ぎましょう。

産後にホルモンバランスが乱れた状態が長く続くと、涙もろくなったり、不眠、不安、イライラ、集中力の低下などの「産褥期うつ病」という産褥期精神障害につながる可能性もあります。

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