2017.07.02 Sun 更新

魚アレルギーの症状ってどんな感じ?白身や赤身、魚卵もダメなの?

私たち日本人にとってとても身近な食材である魚は摂取すると良いことばかりではなく、ときにアレルギー反応を起こすこともあるということをご存知でしょうか?今回は魚アレルギーについて、症状から注意点などさまざまな事柄についてまとめてみました。

ただしこのパルブアルブミンは水溶性ですので、煮魚などにして煮汁をすべて捨てて摂取することで、魚アレルギーへのリスクを軽減できることがわかっています。
このアニキサスは熱に弱く、焼き魚や煮魚などの加熱をする調理方法を選択することで、アレルギーへのリスクを軽減できます。

魚アレルギーとは、魚を食べることで身体になんらかの悪影響が出ることをいいます。魚にはパルブアルブミンとよばれるたんぱく質が含まれており、これを摂取することで魚アレルギーの反応が出ると言われています。

魚アレルギーとは?何が原因なの?

魚アレルギーの主な原因としては、魚の成分にあります。
まず、魚に含まれるパルブアルブミンというたんぱく質が原因の場合。
このパルブアルブミンは水溶性のため、煮魚などにして煮汁を捨てきってしまえば、アレルギー症状のリスクが軽減することがわかっています。また、その他の原因としては魚の内臓に含まれている寄生虫などがあげられます。

魚アレルギーは一概に判断が難しいとされていますが、もしも魚アレルギーと診断された場合には、どこからどこまで摂取すると良くないのか、魚卵からすべてNGなのかが気になります。
これには個人差があり、魚アレルギーだと診断されても魚卵系は大丈夫という人もいれば、魚卵もダメな人もいらっしゃいます。

魚アレルギーは魚卵もダメ!?気になる症状や原因とは

・吐き気
・喉の痒み、喉の痛み
・腹痛
・下痢
・息が荒くなる(ヒューヒューと喘鳴になるケースも)
・目の充血

どんなに日ごろ気を付けていても、食のアレルギーになってしまう恐れは誰にでもあります。そんな中でもしも「魚アレルギー」になってしまった場合、どんな症状が出るのでしょうか?

魚アレルギーの症状は?食べてどのくらいの時間であらわれるの?

魚アレルギーではなくて仮性アレルギーの可能性も?

また、魚アレルギーは摂取したらすぐにアレルギー反応が出る「即時型」です。
即時型は、すぐにアレルギー反応が出るのが特徴で、その食材を摂取してから2時間以内で症状が出ると言われています。
ですので、もしも症状が現れた場合は、どんな魚でアレルギー反応が出たのかなど、しっかりと把握しておきましょう。

また、重度の魚アレルギーの場合、呼吸に問題が生じ、アナフィラキシーショックを起こす危険性もあります。
アナフィラキシーショックは急な呼吸困難などから、命にかかわるショック症状ですので、万が一そのような症状が現れた場合は、すぐに救急車を呼んで対応しましょう。

このように、実にさまざまな症状が現れます。

以上のように、魚アレルギーは即時型のアレルギーであり、摂取後2時間以内でアレルギー反応が出る可能性が非常に多いことがわかりました。

ただし、「調理法などによっては魚のアレルギー反応が出ない」、「これなら平気」などと言った場合、魚アレルギーではなく「仮性アレルギー」の可能性もあります。
この仮性アレルギーと魚アレルギーは区別が非常に難しく、間違った自己判断をしたまま生活してしまうと危険ですので、いずれにせよ、なんらかのアレルギー反応が出た場合は、病院にて正しく検査をしてもらいましょう。

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