お宮参りの時には紅白で花結の水引が付いたのし袋を使用します。
水引の形には意味があり、いわゆる蝶結びのような花結は何度あっても嬉しいお祝い事に使用します。
結び切りは「1回でいいお祝い事」に使用するものなので、結婚式などに使用されます。
水引の形によって意味が変わりますので、選ぶ際には注意してくださいね。
のし袋の種類は?
お宮参りの方法や由来に関しては、地域によっても異なることもありますので、地域の慣習に則って行う場合には、事前に祖父母などに相談しておくと安心です。
当日赤ちゃんは白羽二重(しろはぶたえ)の上から華やかな祝い着で包み、父方の祖母が抱っこして祈祷を受けます。
祈祷を受けるには「初穂料」を神社に納めます。
金額はその神社によって決まっていることもありますので、事前に確認しておくようにしましょう。
男の子の場合生後30〜32日目、女の子の場合生後31〜33日目にお宮参りを行うのが一般的です。
その地域の慣習によっては50〜100日目に行う場合もあります。
参拝だけを行うこともありますが、正式に行う場合には祈祷を受けます。
そもそもお宮参りとは?
表書き
お宮参りでは初穂料を納める場合には、神様に納めるお金としてのし袋に入れて渡します。
のし袋と一言で言っても、いくつか種類がありますし、どのようにかけば良いのか悩みませんか?
そこで、ここではお宮参りの時ののし袋の表と中袋の書き方についてご紹介いたします。
のし袋の書き方は?
中袋の表には納める金額を「金●●円」と記載します。
その際、数字は「大事(だいじ)」という昔の漢字を使いましょう。
裏には住所と赤ちゃんのフルネームを縦書きで記載します。
中袋
昔はその年に初めて収穫されたお米を納めていたので初穂と欠かれるようになりました。
また、玉串は神様に捧げる榊の枝が由来です。
のし袋の上部には「初穂料」「御初穂料」「玉串料」「御玉串料」などと書きます。
のし袋の下部には、赤ちゃんの名前をフルネームで書きましょう。
入れるお金はどうする?
まとめ
お札を入れる向きは、中袋の表面側にお札の表面が向くように入れます。
また、お札に書かれている人物が上になるようにしましょう。
複数枚入れる時には、お札の向きは揃えて下さい。
初穂料はキレイなお札を用意するようにしましょう。
新札を用意できない時には、できるだけキレイな状態のお札を選んで下さい。
神様に納めるものなので、シワがついているものや破れているものは避けて下さい。
初穂料を誰が払うかには細かい決まりはありません。
両親が払ったり、祖父母が払ったり様々なケースがありますので、当日までに話し合って決めて事前に準備しておくようにしましょう。