妊娠初期症状は受精卵の着床後に現れますので、生理予定日の1週間前くらいになっても妊娠初期症状が現れないと「今回も妊娠していないのかも…」と考えてしまうこともあるでしょう。
しかし先ほどお伝えしたとおり、妊娠初期症状はホルモン場rナスの変化によって起こるものなので、現れる時期や症状にも個人差があります。
なので、症状が弱く自分では気づかないこともあるようです。
妊娠初期症状がないこともあるの?
・胸の張り、痛み
・微量の出血
・倦怠感
・眠気
・腰痛
・おりものの変化
・下腹部痛
・頭痛
・胃痛
・吐き気
・胃もたれ
・頻尿
・便秘
・下痢
・味覚や嗅覚の変化
・ニキビや肌荒れ
主な妊娠初期症状には次のようなものがありますが、全てが起こるわけではなく、どんな症状が出るのかやその程度には個人差があります。
姙娠すると『エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という女性ホルモンの分泌量が変化し、妊娠を維持させるために身体が大きく変化します。
この2つの女性ホルモンは身体への影響が大きく、分泌量が急激に変化することで身体的・精神的に様々な変化が現れます。
この変化を「妊娠初期症状」といいます。
そもそも妊娠初期症状って何?
妊娠初期症状が現れない人の割合は、正式な発表などはありませんがそれほど少なくはないようです。
妊娠初期に多くのママが悩まされるつわりに関しても、妊婦さんの2〜5割くらいはまったく経験しないそうで、つわりが起きていなかったり起きていても気づかなかったりすることも考えられます。
妊娠初期症状がない人はどれくらい入るの?
妊娠初期症状は全く感じずに、生理が遅れているからと検査をしたら妊娠していたというようなこともあるようです。
また、一人目の妊娠時と二人目の妊娠時などでも症状の感じ方や程度も変わることがあるようです。
なので、妊娠初期症状がないからと言っても心配しすぎることはありません。
妊娠初期症状がなければ、その分ママの負担も少なくなりますし、妊娠初期症状がないことをプラスに考えても良いのかもしれません。
妊娠初期症状が起きないと、何か赤ちゃんに影響があるのではないかと心配になってしまうかもしれませんが、先ほどからお伝えしているとおり個人差のあるものなので「「妊娠初期症状がない=お腹の赤ちゃんに悪影響がある」というわけではありません。
赤ちゃんに影響はないの?
妊娠初期症状が起きていないからと言って、妊娠に問題があることにはなりません。
なので、心配しすぎずに経過を見ていきましょう。
月経症候群との違い
症状だけで妊娠しているかどうかみw蹴るのは難しいので、生理が来るまで待つか、こない場合には生理予定日の1週間後以降に妊娠検査薬を使用して確かめてみましょう。
また、基礎体温を付けている場合には、生理予定日を過ぎても高温期が続くので一つの目安にしてみてください。
毎月の生理の度に悩まされる人も多く、妊娠初期症状と見分けるのはとても難しいものです。
普段と症状の感じ方が違うような時には、妊娠初期症状と勘違いしてしまう可能性もあるでしょう。
生理前に気持ちが悪い、眠い、だるいなどの妊娠初期症状に似た症状が出ていても、妊娠していないこともあります。
その場合に考えられるのが「妊娠前症候群」です。
いかがだったでしょうか?
妊娠初期症状の現れ方は人それぞれですし、症状だけで妊娠しているかどうかを判断するのはとてもむずかしいものです。
生理周期を把握して基礎体温をつけるなど、妊娠の可能性を見分けられるようにしておいてくださいね。