妊娠中は行動範囲が限られますし、家の中でもやることは限られてきます。
そうなると、必然的に長時間テレビを見たり、スマフォをいじったりという時間になると思います。
最近ではスマフォで映画を見る人も多いので、そういった環境の中で妊娠前よりも目を酷使しているのかもしれません。
体はゆっくりしていても、目は酷使しているということになっている可能性はあります。
単純に目の酷使
妊娠すると、赤ちゃんに酸素や栄養を送らなければいけませんので、お母さんは今まで以上に血圧が上がります。
その結果、目の周りの血液量が増えて、目が疲れやすくなるんです。
血圧の上昇
人の目の周辺には眼球をサポートする筋肉や毛細血管などが張り巡らされてあり、無意識に筋肉を動かしたり毛細血管の血流を増やしたりしながら物を見ています。
この筋肉を酷使すると、”目が疲れた”と感じるんです。
妊娠中は色んな体の変化もありますので、目が疲れやすくなるんです。
ではなぜ、疲れやすくなるのかみていきましょう。
そもそも妊娠中は目が疲れやすいの?
結論から言うと、使用して問題ありません。
目薬は目しか使用しないので、目薬の成分が赤ちゃんの影響するというのは考えにくいです。
また、コンタクト用目薬、市販の目薬にも妊娠中の使用を控えるような記述はないと思います。
仮に目から流れてきた目薬を飲んでしまったとしても、体への影響はありませんので、安心してください。
ではそういった目の疲れに対して、目薬は使用しても良いのでしょうか?
妊娠中には目薬は使用しないほうがいい、という話しを聞いたことがある人もいるかもしれません。
実際の所、どうなのでしょうか。
目薬は使用しても良いの?
今の世の中、テレビやスマフォをほとんど見ない、というのは厳しいかもしれませんが、なるべく見ないように普段から意識しましょう。
また、長時間同じ画面を眺めるのもやめましょう。
なるべく目の周りの血行を促進し、疲れを溜めないようにしてください。
テレビ、スマフォはほどほどに
目薬を使用しても大丈夫なことは分かっていただけたかと思いますが、そもそも目を普段からいたわってあげることが大切です。
目薬は対症療法ですので、普段からいたわってあげることで、慢性的な疲れを改善できます。
妊娠中の目のいたわり方
乾燥させない
いかがだったでしょうか。
妊娠中は普段より体の色んな所が繊細になっています。
なるべく目薬には頼り過ぎず、ストレスフリーな生活を目指して健康的な生活を送ってください!
目は潤っているのが正常です。
乾燥すると、余計に疲れてしまいます。目が乾燥しやすい人は普段から意識的に瞬きをするようにしてください。
妊娠中はホルモンバランスの変化によって涙の量が少なくなりますので、目の乾燥の為に適度な水分補給を行うようにしてください。