人によって異なりますが、特に妊娠初期の4週〜11週頃は多くの妊婦さんがつわりに悩まされる時期です。
つわりの症状も個人によって違いますが、ずっと食べていないと気持ち悪くなる「食べづわり」、今まで何ともなかったニオイで気持ち悪くなる「ニオイづわり」、ずっと吐き気が止まらない「吐きづわり」など、とにかく妊娠初期は体調が悪くなりがちです。
奥さんが急に気持ち悪くなることもしばしばなので、エチケット袋を事前に準備しておく、少しでも食べられそうな物を買ってくるなど、とにかく気遣いを忘れないように行動しましょう。
つわり時期に備える
妊娠検査薬で陽性反応が出たのち、産婦人科で妊娠が分かったら、まず第一に奥さんのご家族に妊娠の報告をしましょう。
妊娠から出産、その後の育児において家族の支えがあるのとないのとでは、奥さんの肉体的、精神的な負担の割合がまるで変わってきます。
丁寧な挨拶で奥さんを安心させてあげましょう。
両家に妊娠の挨拶をする
妊娠が発覚するきっかけというのは、ほとんどが奥さんの体調変化や、生理の遅れによる妊娠検査の結果からになると思います。
奥さんから妊娠を告げられた時の男性の態度には、その人の器が見えてきます。不安げにオロオロしだすと奥さんから「この先大丈夫かな」と思われていまいます。
将来のことが不安なのはこの先ママになる奥さんも一緒です。
それよりも大げさなくらいに喜びを表現して、子どもとの楽しい未来を想像して、不安な気持ちを見せないようにすることが大切です。
妊娠の喜びを夫婦で分かち合う
この時大切なのは、率先して家事を行っているからといって自慢げにしたり、文句を言ったりして「やってあげてる感」を出さないようにすることです。
妊娠初期は身体もキツイ上に、ホルモンバランスの乱れから精神的にも不安定になりがちです。
ささいな言葉がきっかけで大げんかに発展することも珍しくありません。
これからは夫婦で家族を作っていくのですから、お互いに気遣える関係性を築いていってくださいね。
妊娠中、例えつわりが酷くなくても、奥さんの負担を少しでも減らすために家事を率先してやってあげましょう。
妊娠初期は特に身体への負担が大きいので、掃除、洗濯、ご飯作りなど、できることだけでも自分から率先して動くことで奥さんがゆっくりできる時間を増やせるように努力しましょう。
家事を率先してこなす
これからママになる奥さんは当然、お腹の中の赤ちゃんについて色々調べると思いますが、これからパパになる男性がなにも知らないというのは良くありません。
赤ちゃんが生まれてくるまでに必要な情報を集めるようにしておきましょう。
住んでいる地域によっては助成金など色々なサービスを受けれるところもあるので、そういったことを奥さん任せにするのではなく、夫婦で話し合えるような仲になってくださね。
赤ちゃんについて勉強する
産婦人科で妊娠が分かると、母子手帳をもらってくるように言われ、いよいよ妊婦健診が始まります。
母子の体調のことから、出産、産後のことまで母子手帳には書いてあり、とても大事な手帳です。
突然奥さんの容態が急変した時にも対応できるように、母子手帳、保険証、診察券など大事なものの場所は夫婦で共有しておきましょう。
また、それだけでなく、かかりつけの産婦人科の電話番号、自宅近くのタクシー会社の電話番号なども、万が一に備えて登録しておきましょう。